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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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クルーズ船の旅

新型コロナウイルス肺炎の感染拡大で影響を受けた被害者は多々いるが、中でも有名になったのが豪華クルーズ船ダイアモンド・プリンセス号。楽しい船旅であった乗客の方々や船会社、乗組員の方々には同情を禁じ得ない。さらにクルーズ船による船旅がようやくに日本人にも認知され始めてきただけに、クルーズ船は怖い、という印象を持たれてしまうのは人類にとっても不幸なことだと思う。
ダイアモンド・プリンセス1

クルーズ船による船旅は、実に楽しく、快適、楽ちん、そして安い、と幸せの4乗の旅行形態である。巨大客船に対し、仕方がないとはいえネガティブな印象ばかりが先行している現状は痛ましく、ポジティブサイドとしてクルーズの真実を記しておく。

クルーズ船による家族旅行を3回経験している。最初がナイル川クルーズでルクソールからアスワン迄、船は3000トンだった。それに味をしめ、2回目がエーゲ海クルーズ、この時の船は3万トン、最後がカリブ海クルーズで7万トンの船だった。いずれも一週間前後の船旅、ノルウェーで暮らしていた1996-99年頃の話。前世紀である当時、7万トンは最大級のクルーズ船だったが、今では14万トンの船が普通にある時代、ダイアモンド・プリンセスは11万トンである。

クルーズ船の旅は、乗り込んでしまえば移動の手間はなく目覚めれば観光地、食事は全て無料(アルコールのみ有料)、7万トンの船内はまるで小さな町のよう、夜はエンターテイメント、プールはもちろんあるし、そこで何を食べても何をしても全て無料である。カリブ海クルーズの時のエンターテイメントには、フィフスディメンションとプラターズのライブがあった。もちろんタダ。
カリブ海クルーズの船 199712カリブ海クルーズ

初めて7万トンの船に乗った時には、目を疑った。その驚きは筆舌に尽くしがたく経験していないと想像することは難しい。ダイアモンド・プリンセスのHPに船内を紹介するグーグルマップのような動画あったので貼っておく。船内を自由に歩いて見られるので、少しは船内の雰囲気を実感できるだろう。下の画像はそのワンスナップ、多分エントランス部分である。→こちら
ダイアモンド・プリンセス2

こちらはコロナ騒ぎがなければ催行されていた2月のクルーズの値段。9日間、飛行機で飛んで、ホテルに泊まって、食事をした場合を想定すれば、安いという意味が解ってもらえるだろう。~印は部屋による。

このクルーズの目的地は魅力あるとは言い難いが、エーゲ海クルーズでの寄港地は、ミコノス島、サントリーニ島、クレタ島、パトモス島、ロードス島、そしてトルコのエフェソスだった。値段は覚えていないが似たようなものだった気がする。これを個人旅行で回ったらどのくらいの時間が必要でいくらかかるのか、考える気も起きないレベル。
ダイアモンド・プリンセス3

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