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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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「国際リニアコライダー(ILC)」の行方(2)

昨日、日経新聞に1ページの上部ぶち抜きの大きな記事が掲載されていた。

国内の科学者の代表機関である日本学術会議は1月、重要な大型研究プロジェクトをまとめた「マスタープラン2020」を決めた。巨額の予算と長期間を必要とする大型研究計画のうち、学術的な意義が高いものを学術界の意見として取りまとめた。宇宙誕生の謎を探る巨大加速器「国際リニアコライダー(ILC)」は、特に優先順位が高いとされる「重点大型研究計画」には選ばれず、実現への道は険しくなった。
20200221大型研究計画

目を引いたのは、何が選ばれたかより、記事にあるようにILCが「学術的な意義が高いもの」に選ばれなかったこと。

1年程前に「ILCの行方」という記事を記し、そこに「こんなものに日本が国として関わる必要はない」と明言していた。もちろんそれにはその結論に至った背景も記している。タイトルの(2)の所以はその行方が決定したという意味。ブログとは言え人様の眼に触れるものに、「宇宙誕生の謎を探る」研究に対して必要ないと書いた以上、どうなるかは道義上気になっていた。今回日本学術会議がその通りとの見解を示してくれたので喜ばしいかぎり。

そのブログの記事が→こちら

日本学術会議とは、日本の人文・社会科学、生命科学、理学・工学の全分野、約87万人の科学者を代表する機関で、210人の会員と約2000人の連携会員で構成されている。1949年、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立された。政府に対する政策提言や科学者間のネットワークの構築、科学の役割に関する世論の啓発などを役割としている。2017年10月から山極寿一・京都大学学長が会長を務め、政府の総合科学技術・イノベーション会議などにも参加している。そうだ。

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