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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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新型コロナウイルスの行方(6)

先が見えてきたコロナウイルスの感染状況、このシリーズのまとめとして、本邦初の具体的な感染者の発生状況と感染者の累計の予想を掲載する。新聞テレビはニワトリみたいに目先のことで大騒ぎしているが、将来像の姿が見えれば恐怖はなくなる。姿の見えない「エイリアン」は怖かったが、第三作目になるとただのヘンな虫みたいなものだった。

とはいっても、日本におけるコロナ感染はかなり暗澹としている。予想されるこの状況に医療体制がフォローできるのか、この結果をみれば不安は隠せない。

先を行く感染が蔓延した西欧のパターンには昨日見たように、少なくとも目先の収束の兆しが現れている。多分、外出禁止令による蔓延防止策が功を奏しているのだろう。日本も、要請レベルとはいえ同様の外出自粛による蔓延防止策が講じられているので、類似の感染パターンとなると考えるのが合理的。そのパターンを重ね合わせたのが下図。横軸の日付けは日本に合わせている。
20200413予測1

日本の現在の感染者推移は、西欧の初期の感染者推移とほぼ重なっている。ここから西欧と同じパターンで増加するとしたのが濃いピンクの破線の予想感染者発生推移。4月下旬にピークに達し、1週間のプラトー期間を経て増加率と同じように減少するとした。減少パターンの仮定は少々楽観的かもしれないが、インフルエンザのパターンではそうだから、根拠のない仮定でもない。それが予測1。

予測2は、かなり楽観的に、日本のクラスター対策と外出自粛の蔓延防止策が劇的な功を奏し、感染者の増加がほぼ直線的で、かつ日々の感染者発生数を2000人まで抑え込むことに成功し、同様に感染者が減少するケース。4月末には予測1と同様にピークに達するという過程。願わくば実際の感染者がこの2ケースの間に納まることを期待したいし、多分そうなるだろう。

その二つのケースの累計感染者数を示したのが下図。現在7000名を超えたと大騒ぎしているが、予測1でのピーク時の感染者は10倍の7-8万人。その後も感染者は増え続けるので10万人を超える。予測2でもピーク時で3万人に達し、その後も患者は増え続け5万人を超えてしまう。減少率が低ければ累計数はさらに増える。政府、各地方自治体、医療関係者、はたしてこの状況を具体的な姿として認識しているのだろうか?
20200413予測2

この二つの図は感染状況を把握するのに最適なので、適宜更新する予定なので乞う期待。こんな情報を掴めるのも本ブログだけ。
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