fc2ブログ

風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

さもしい日本人(2)

昨日の記事をサポートするかのように、今日の日経新聞朝刊にこんな記事があった10万円一律給付、年金世帯や富裕層に恩恵 。副題が「減収の1~2人世帯は痛手、困窮者支援なお課題」 。記事の最後に恥ずかしげもなくこうあった。

対象を全国民に広げた結果、予算額は12兆円超と当初案に比べ3倍に増えた。それなのに生活困窮世帯への手当てが当初案より少なくなるケースが出る。与野党から弱者への手厚い支援が必要だとの意見が出ており、さらなる給付措置を求める圧力が強まる可能性がある。現時点で追加措置の具体策は見えてこない。生活困窮世帯への支援は迅速な対応が課題だ。

あれほど困窮者への30万円支給案を中傷し、10万円一律支給を絶賛しておきながら、この手のひら返しに改めて新聞の節操のなさにあきれるばかり。

二つの案の差をわかりやすく示しているのが下図。一目瞭然だが赤が困難に直面している国民、その下が30万円もらえない政府の不公平に直面することになる国民。中でも緑で囲ったのが、この中ではもっとも公平の恩恵に預かることになる最大多数の国民群だ。日経新聞のオリジナルの記載「、世帯主の月収が低所得水準まで落ち込まず、半減もせず」では故意なのだろうがわかりにくいので、わかりやすく「一般・富裕層」と校正してある。

昨日の図に示したように所得金額階級別世帯数分布における中央値は数年前で427万円、における国民の6割が一般・富裕層とみなしていいだろう。創価学会の人達はこの層が多いのだろう、と書くとヘイトスピーチになるのかな、もし非難が殺到するなら大歓迎。

図としては簡明にして両案の差を明快に記した優れもの。公明党がこの案を14日を自民党に示した記事にこの図を載せろよな、と編集長を説教したいぐらい。一部の良識的記者が無断で掲載したのかな。
20200422一律支給a

関連記事
スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

時の旅人

Author:時の旅人
辰年の獅子座のO型

最新記事

カレンダー

04 | 2023/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック