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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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接ぎ木

天気もいいし時間もたっぷりあるので、長らく懸案の一つであったテーブルのある煉瓦のテラスの地盤沈下に対する対策工事を行った。この地にレンガを敷き詰めたテラスを作ったのは10年以上も昔の話。その頃は若かったせいか、ただ地面を水平に均して煉瓦を並べただけ。その後、南側の端の地盤が軟弱だったらしく、煉瓦の重みだけで地盤が沈下していって現在はメインの部分より10センチ近く低い。落葉が溜まっている所が当該部分。気にはなっていたがだからといって実害がないのと、まとまった時間がないと作業できないので長らく放置していた。
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当該部分の煉瓦をすべて外し、地盤沈下部分に砂利を入れ、さらに砂を敷いて水平を取って煉瓦を並べなおす。
途中経過図 20200425-2.jpg 

作業終了後のテラス。まるで何事もなかったかのような自然の風合い。これぞプロの技、と自己満足。
20200425-3.jpg

この間、妻は晩秋に放置された落葉の除去作業を含む庭の手入れ。
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玄関の右側の高みにイヌザクラが数本自生している。桜の花とは程遠い花を付けるが、木肌は100%桜。ということは、接ぎ木ができるのではないか、ということで今年実行することにした。生きた桜が必要なので、午後から明川に寄贈した我が家の大山桜を切りに行った。

今年は雪が異常に少なく、かつ三月前半まで異常な暖冬だったので、例年GWに咲く桜が今年は早いと思っていたのだが、行ってみれば例年通りすべて固い蕾。枝垂桜だけがあと数日で開花しそうであった。固い蕾を付けている大山桜の細い枝を数本のこぎりで切り、車で戻ってまるで外科医が手術をするようにイヌザクラに接ぎ木した。次回来るときに手術の成否がわかるだろう。
20200425-6.jpg
20200425-7a.jpg

日暮の巣箱、鳥は入っていない。まだなのか、もうはいらないのか。俳句の師匠様の句がぴったり。
  春遅き巣箱へ山の日が降りる  謙市
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