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2020.05/07 [Thu]
新型コロナウイルスの正体(6)
ついに新型コロナウイルスの弱点を発見!と書いていいのかな。
3月1日のブログ、「コロナウイルスの性格」の中でこう記していた。「全員ワクチン不接種状態において、19歳未満の感染者が全体の2.4%というのは異様、これがコロナウイルスの特徴なのだろう。」→こちら。
今日はその謎解き解決篇。昨日予告したようにBCG日本株を接種しているタイ、イラク、オマーンと周辺国の感染推移を較べてみた。データは当然ながらJH大から。
まず東南アジアから。規模の比較のため日本の推移も合わせて載せてある。東南アジア諸国も程度のさはあれBCG接種をしているが、日本株を接種しているのはタイだけ。日次データだと見にくいので5日間の移動平均とした。結果が遅行系列たなるのでリアルタイムではない欠点があるのだが、パターンを比較する目的においては差し障りない。
結果は劇的、3密の見本市のような東南アジアにおいて、タイは対照主として選んだ主要国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピンと較べ、感染者数も累計感染者数も少なく、終息の兆しも早い。BCG日本株のパワーを予感させる。

続いて中東、なぜかオマーンとイラクがBCG日本株を用いている。トルコはちょっと違うが、他は気候風土が似通った国々と比較した。やはりオマーンとイラクの二国が、バーレーンと並んで他の対照国とは大差の感染状況だった。

一方、中東は特に国の規模、面積や人口、人口密度に置いて各国の差が大きい。バーレーンとサウジアラビアの感染者数をその絶対値だけで較べて意味があるかという疑問が生じる。ヨーロッパの場合は国の大きさや人口に極端な差はなく、また生活や文化もマクロに見れば似たようなものなのであまり気にしなくてもいいが、比較を試みるなら中東はその点を考慮する必要がある。
ということで、10万人当たりでノーマライズした。ついでに東南アジアも。それが下図。シンガポールとインドネシアでは人口が50倍近く違うのでその影響が現れるが、しかし結論は同じ、タイの感染者はピーク時でも10万人当たりで0.2人、終息も圧倒的に早い。
インドネシアは絶対数が多いが、人口が2億6千万人もいるので、10万人当たりでは感染率は低い。ちなみに日本はピーク時で0.4人。

さて中東、イラクは人口3800万人と中規模の国のせいか、やはり圧倒的に感染者は少ない。BCGがいきわたっているとも思えず(偏見だったらごめんなさい)、またきちんと感染者が把握されているのかどうかも怪しいが(偏見だったらごめんなさい)、結果は顕著。オマーンは人口5百万人ほどの小国なので、ピーク時には2.5人の感染者を記録していた。それでも、ピーク時の感染者はイラクに次いで低い。なお、バーレーンは小国となので10万人当たりでは凄い感染国に変身、島国で国の大部分が市街地、砂漠が主の他国とは異なり当然の結果だろう。
よって、この2ヵ国に対するBCG日本株接種国の感染率は低いという結論に変わりはなかった。

一方、世界中のほとんどの国がなんらかの形でBCGを接種しているのに、BCGを接種していない国の代表がアメリカ。そのアメリカの感染者は123万人超と世界の感染者の三分の一をしめ、死亡者も7万3千人とダントツ。アメリカが中国を新型コロナウイルスの輸出国として非難するなら、世界はアメリカを培養国として非難しないと、困窮者に30万円を給付するより不公平に思えるんだけど、日本の皆さん。
結論として、少なくとも新型コロナウイルスはBCG日本株に弱いという証明ができそうだ。そのメカニズムにについては昨日縷々記した通り。そうであれば、日本で爆発的感染拡大も42万人の重症者が出る恐れなどあり得ないし、欧米並みの感染者になることもない。国の取るべき有効な対策もおのずと見えてくる。言い換えれば、無用の規制は早々に解除し、正常とまでは行かなくてもそれなりに健全な経済的社会的生活に回帰することが、国に今求められる最も急がれる施策であるはず。
昨日のBCG株別BCG接種国のマップを参考までに再掲しておく。

3月1日のブログ、「コロナウイルスの性格」の中でこう記していた。「全員ワクチン不接種状態において、19歳未満の感染者が全体の2.4%というのは異様、これがコロナウイルスの特徴なのだろう。」→こちら。
今日はその謎解き解決篇。昨日予告したようにBCG日本株を接種しているタイ、イラク、オマーンと周辺国の感染推移を較べてみた。データは当然ながらJH大から。
まず東南アジアから。規模の比較のため日本の推移も合わせて載せてある。東南アジア諸国も程度のさはあれBCG接種をしているが、日本株を接種しているのはタイだけ。日次データだと見にくいので5日間の移動平均とした。結果が遅行系列たなるのでリアルタイムではない欠点があるのだが、パターンを比較する目的においては差し障りない。
結果は劇的、3密の見本市のような東南アジアにおいて、タイは対照主として選んだ主要国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピンと較べ、感染者数も累計感染者数も少なく、終息の兆しも早い。BCG日本株のパワーを予感させる。

続いて中東、なぜかオマーンとイラクがBCG日本株を用いている。トルコはちょっと違うが、他は気候風土が似通った国々と比較した。やはりオマーンとイラクの二国が、バーレーンと並んで他の対照国とは大差の感染状況だった。

一方、中東は特に国の規模、面積や人口、人口密度に置いて各国の差が大きい。バーレーンとサウジアラビアの感染者数をその絶対値だけで較べて意味があるかという疑問が生じる。ヨーロッパの場合は国の大きさや人口に極端な差はなく、また生活や文化もマクロに見れば似たようなものなのであまり気にしなくてもいいが、比較を試みるなら中東はその点を考慮する必要がある。
ということで、10万人当たりでノーマライズした。ついでに東南アジアも。それが下図。シンガポールとインドネシアでは人口が50倍近く違うのでその影響が現れるが、しかし結論は同じ、タイの感染者はピーク時でも10万人当たりで0.2人、終息も圧倒的に早い。
インドネシアは絶対数が多いが、人口が2億6千万人もいるので、10万人当たりでは感染率は低い。ちなみに日本はピーク時で0.4人。

さて中東、イラクは人口3800万人と中規模の国のせいか、やはり圧倒的に感染者は少ない。BCGがいきわたっているとも思えず(偏見だったらごめんなさい)、またきちんと感染者が把握されているのかどうかも怪しいが(偏見だったらごめんなさい)、結果は顕著。オマーンは人口5百万人ほどの小国なので、ピーク時には2.5人の感染者を記録していた。それでも、ピーク時の感染者はイラクに次いで低い。なお、バーレーンは小国となので10万人当たりでは凄い感染国に変身、島国で国の大部分が市街地、砂漠が主の他国とは異なり当然の結果だろう。
よって、この2ヵ国に対するBCG日本株接種国の感染率は低いという結論に変わりはなかった。

一方、世界中のほとんどの国がなんらかの形でBCGを接種しているのに、BCGを接種していない国の代表がアメリカ。そのアメリカの感染者は123万人超と世界の感染者の三分の一をしめ、死亡者も7万3千人とダントツ。アメリカが中国を新型コロナウイルスの輸出国として非難するなら、世界はアメリカを培養国として非難しないと、困窮者に30万円を給付するより不公平に思えるんだけど、日本の皆さん。
結論として、少なくとも新型コロナウイルスはBCG日本株に弱いという証明ができそうだ。そのメカニズムにについては昨日縷々記した通り。そうであれば、日本で爆発的感染拡大も42万人の重症者が出る恐れなどあり得ないし、欧米並みの感染者になることもない。国の取るべき有効な対策もおのずと見えてくる。言い換えれば、無用の規制は早々に解除し、正常とまでは行かなくてもそれなりに健全な経済的社会的生活に回帰することが、国に今求められる最も急がれる施策であるはず。
昨日のBCG株別BCG接種国のマップを参考までに再掲しておく。

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