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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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コロナ感染と交通事故

アメリカを含みヨーロッパのコロナ感染先進国で感染防止策の緩和が検討されている。日本でも緊急事態宣言の対象都道府県について30県以上を解除する方向で調整に入った。改めて昨日までのこれらの国の感染状況を鑑賞する。先日BCGの感染抑止効果の検証際、マイナーな国が含まれるので人口で感染者をノーマライズしたが、けっこうこれが有効だったので今回は人口でノーマライズした値。日本が異様なまで少ないという結果に当然ながら変わりはない。なお、図の右の緑の四角で囲った国がBCGの日本株を接種している国。
2020051010万人当たり感染者

日本の新型コロナウイルス対策は「3密」避ける行動。これは感染の実態を見れば正しい。その手段として「外出自粛」と「ステイホーム」というスローガンが考え出され、今や本質が忘れ去られこちらが主体かのように喧伝されている。しかし、日本の感染の実態は感染の累積値で10万人当たり12人。しかもほとんどの感染者は隔離されていること、感染経路不明の感染者の割合は概ね半分であること、その数も減少傾向が明らかであることから、野放しの感染者に遭遇する確率はそれをはるかに下回る。だから以前より普通に外出して感染するのは交通事故に遭うようなものと公言してはばからなかった。

が、では交通事故ってどのくらいの頻度なの?という突っ込みに答えられなかったので、実態を調べた。警察庁が明快にして完璧な統計結果をエクセルで公開しているのでそちらから。厚生労働省は資料というものはこういう風に作るんだと警察官僚にたっぷりと学んでほしい。

昭和23年からの年次推移が示されているが長すぎるので2000年から。この頃はまた日本の交通事故の件数、負傷者数のプラトー期でもある。2000年の負傷者数は約116万人、死亡者は9000人であった。さすがにこれはまずいということなのだろう、交通事故撲滅を目指した成果もあって、2019年の実績は約三分の一に減少、それぞれ46万人、3200人に減少している。10万人当たりにすると、364人と2.5人。
20200510交通事故推移

この結果を重ね合わせた。交通事故の結果は年間の実績、コロナ感染者はさらに増加を続けるのだが、現状で見ても欧米の感染実績は2019年に日本で交通事故に遭う頻度より高い。言い換えると欧米ではコロナに感染するリスクの方が、日本人が交通事故でケガをする確率より高い。

一方日本、今後累積感染者が増えても2万人に満たないであろうから、感染のリスクは交通事故に遭遇して怪我をする確率より桁違いに小さい。交通事故並と公言していたのは交通事故をバカにしていたことになる。

なお、図には目盛りの制限で2009年の実績を記したが、2000年は912人。ミレニアムで浮かれていた当時、116万人の負傷者と9000人の死亡者が出ていたが、外出規制の要請はなかったと思う。確か、結核の死者が今も毎年2000人で、インフルエンザが毎年平均で800人ぐらいだったかな。5月11日午前10時半時点のNHKの統計では新型コロナウイルス感染による死亡者数は633人。
20200510交通事故との比較

アメリカの感染者が10万人当たりでみると意外に少ない。なぜ?

下図はアメリカの感染者の発生の実態。なるほどアメリカの半分のエリアでは感染者が少ない。人口密度も小さいのだが、エリアも広大なのでそこそこの人口はいる。国別の感染者数を語る時はきちんとその国の国土の概況を認識しておく必要がありそう。
20200510アメリカ
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