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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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屯田兵の妻

ひと月ほど前に月桂樹の伐採を実行した。左はその時のビフォーとアフター、月桂樹の上部と脇の枝を、新調した高枝チェーンソー作業をすすめた。高枝チェーンソーでは本体の太くて硬い幹を切ることは最初からあきらめていた。
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今月初めに、山荘から持ち帰った大型とはいえ家庭用のチェーンソーにて本体を幹を伐採。その切り株。もともとあった塀に沿ってびっしり根が張っていた。隣家が壊されている状況は千載とまで行かなくても生きている間にはもうない一隅なので、この切り株も掘り出して狭いながらもすっきりとした庭を造ることにした。チェーンソーで根を切り分けながら小さくしていけばいいと作業を進めたが、月桂樹はミズナラのように硬い樹なので、すぐにチェーンソーは全く切れなくなった。
20200603-12.jpg

そのチェーンソーの歯を研ぐための棒やすりと斧を取りに一昨日まで山荘に出かけた。ついでに、植栽のための隠花植物、といっても雑草のヤマトラノオ、チョウセンヨメナ、水引草、シダ、そして斑入りのホスタも持ってきた。昼食前までの成果。
20200616-3.jpg

作業前まで、塀に接した面の状況から根を切り取ってから、本体の根を切ればよいと思っていた。しかし、作業を進めると、この樹、根は表面的なもので、地下では全体が融合して巨大な樹根の塊になっていた。材質としては直径5-60センチの硬い樹と同じ。
20200616-2.jpg

午後から日が当たり、高温多湿の状態になり、何をしても汗が溢れだす。何とか右の幹を切った段階でギブアップした。たかが5-6メートルの樹を一本倒すのにこの苦労、ユンボどころかチェーンソーもない時代の開墾作業の苦労は想像を絶する。屯田兵は大変だったろうね、と作業をしながら妻にいうと、屯田兵は兵役があるので開墾作業は奥さんの役目だったの。という。なるほど。でも針葉樹は根が浅いから少しは楽なのかと思ったが、針葉樹林は植林されたもので、原野はミズナラなどの広葉樹もたくさんあるそうだ。そんなことも知らずに、重いからこれ持って、などと平気でのたまう現代のチャラチャラした女性のなんと多いことか。

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