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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ファクトフルネス

先日の記事。国内にはコロナ感染実態のデータがなく、悪態たらたらでようやく探し当てたデータや資料をもとに多数の記事を書いてきたので全く同感。
日本では新型コロナウイルス対策に必要なデータが先進国で大きく見劣りする。情報収集・開示のスピードや幅広さを欠き、データ形式もばらばらだ。このままでは政策、経済活動、医療が場当たり的となり、民間の創意工夫も引き出せない。貧困なデータ環境がコロナ対策の足かせになっている。
日経新聞6月6日 20200606データ貧困国

そんな中、日曜の朝刊にこんな本の広告が掲載されていた。、「ファクトフルネス」とのタイトルというタイトルと ”思い込み”を乗り越え事実(ファクト)で世界を見よう、とのティーザーから本の主旨は想像がつくので購入する気はない。なぜなら、これこそ何かブログ記事を書く際の基本姿勢であり、世の中の新聞テレビ情報とは根本的に質が異なるので、「事実(ファクト)で世界を見よう」とすれば記事に事欠かない。

「恐怖を煽る情報に振り回されずにデータを基に考えることの大切さを新型コロナウイルスで実感した」、「データに基づいてこうどうすべき今、読むべき本」というのが共感の声だそうだ。そこに気付けば上出来で、今まで何を見て生きてきたの?という質問は可哀想だからしない。

少なくとも国民の半数が少しは自省し、国や地方自治体のトップや要職にある人間に、広告にあるような「今こそ学ぶべき世界の教養」を身につけていたなら、新型コロナウイルスに起因する日本の社会的経済的悲喜劇が演じられることはなかったであろう。ちなみにこの本、2020年上半期のビジネス書としてベストセラーの1位だそうで、88万部突破とある。読んでないので何とも言えないが、広告から見るかぎりでは、まともな視点からの本のようだ。こういう本を少なくとも88万人(成人人口の1%ぐらい?)が興味を持ってくれたというのは喜ばしい。世の中に話の出来る人が100人に一人はいるようだから。

20200614ファクトフルネス
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