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風の行方とハードボイルドワンダーランド

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高橋泰教授のお話

今朝のフジテレビの「とくダネ!」、特集のひとつが「新仮説「コロナはインフルより毒性弱い」…本当? 」なるタイトル。国際医療福祉大学大学院の高橋泰(たかはし・たい)教授が出演し、新型コロナウイルスの実態について豊富で明解な資料を使いわかりやすく説明していた。

テレビ各局はそれぞれ医学博士の肩書を持つ専門家が登場するが、怪しげなコメントやそうじゃないだろといいたくなる専門家も多い。そんな中はじめてまともな専門家に出会い喜ばしかったので概要を記す。フジテレビとテレ朝ではプロデューサーやディレクターの質がかなり異なるのだろう。

氏の略歴。まともな専門家といっては失礼だが、さすがにそうそうたる経歴。国際医療福祉大学大学院教授。金沢大学医学部卒、東大病院研修医、東京大学大学院医学系研究科修了。東京大学医学博士(医療情報)。スタンフォード大学アジア太平洋研究所、ハーバード大学公衆衛生校に留学後、1997年から現職。

さて説明に多くの資料を使い、内容も濃いので、どうまとめようかとWebを探すと、東洋経済のHPに同誌記者による長文にして資料付のインタビュー記事があった。内容が今回の話とほぼ同一なので、それを引用させていただく。敬意を表して表紙を紹介。
20200724高橋0

まずアイキャッチャーのインフルエンザと新型コロナウイルスの「毒性」の違い。下図は氏の話を東洋経済がまとめたもの。簡潔にして明瞭に両者の違い、すなわち新型コロナウイルスの実態が記されている。ポイントを再掲すると、
1)(日本では、)新型コロナは毒性が弱いため、生体が抗体を出すほどの外敵ではなく多くの場合自然免疫により治癒してしまう
2)インフルエンザと異なり、重症化や死亡の主たる要因はサイトカイン・ストーム。
3)よって自然免疫の強い日本では第二波が来ても欧米のようなことにはならない。

1)については日本だけでなく東南アジアやアフリカで同様の現象がみられる。西欧やアメリカとは格段に衛生環境も国内全域にわたる社会規制も未熟であるにもかかわらずだ。
2)6月以降、感染者が以前を上回っているにもかかわらず日本の死亡者数は激減している。この理由は、重症者に対する治療が自己免疫作用の抑制に変わったからだよね、と我家では話していたばかり。先日の新聞に抗炎症薬「デキサメタゾン」が新型コロナウイルス感染症の治療薬として認定されたとあった。デキサメタゾンは関節リウマチや皮膚炎、ぜんそくなど、幅広い治療に効果があるステロイド薬で、レムデシビルがコロナウイルスの増殖を抑えるのに対し、デキサメタゾンは症状の悪化に伴う過剰な免疫反応を抑えるなどの作用があると考えられているとの解説されていた。
20200724高橋1

新聞テレビは本質的に感染者数の増減に一喜一憂しているだけといってもいいだろう。実際には感染者でも不顕性から軽症、重症、死亡、そして感染しない人もいる。その全体像を示したのが下図。番組では図をもって説明していたのでもっとわかりやすいのだが内容は同じ。この結果は日本の実績データにもっとも合致するように求めたシミュレーションの結果だそうだ。現実を無視した西浦某の計算結果とは質的に雲泥の差。
20200724高橋2

表だとわかりにくいので解説する。
ステージ0:計算結果から国民の3割がすでに新型コロナウイルスの暴露=被曝を受けている、すなわち7割は被曝していない。
ステージ1:インフルエンザウイルスが上気道で感染するのに対し、コロナウイルスは肺に達することで感染する。肺は深部にあるため、ウイルスの被曝を受けても肺には到達しにくい。感染、発症するためには空気中の多量のウイルスを吸わねばならない。それが生じる要件が感染者がいる密閉空間に長時間滞在することである。少々の被曝ではウイルスは肺胞に達しない。
ステージ2:日本人は自然免疫が強いので、感染しても無症状や風邪程度で済んでしまう。被曝した3割のうち、98%はステージ1か2で終わる。クラスターの生じる高密度ウイルス空間に長時間いても、無症状の人がいるのはこのため。
ステージ3:自然免疫だけではウイルスを抑えきれない人では、獲得免疫が活動し、インフルエンザと同様に発熱が起こる。ただし、その割合は3割のうちの2%ほど。
ステージ4以降:肺炎が生じ、自己免疫作用により自己破壊が発生、ごくまれに死亡する。

日本と欧米の感染状況の違いについて。概念図がこちら。
20200724高橋3

要は自然免疫力の差。日本では、新型コロナにかかった人が次の人にうつしても、その大半が自然免疫で処理され、次の人への感染につながらない。すなわち新型コロナ感染のチェーンが切れやすい。よほど多くの人に暴露を行わないと、そこで感染が途切れる可能性が高い。この事実は当初から観察されていた。

自然免疫とは何か?ファクターXが何であるかはわからないとしていたが、BCGの日本株とロシア株で欧米との死亡率をほぼ100%説明できるとも述べていた。それって、6月にこのブログで書いたこと。しかし高橋教授にして、まだ結核蔓延による自然免疫獲得までには思いいたっていないらしい。

以上、他のテレビ局の切り口と全く異なる話にして、話の内容がこのブログで縷々書き連ねてきた視点とほとんど同じだった。これからテレビ等での露出が多くなれば、愚かしい要請や自粛、暗黙の強制から社会が解放され、科学に裏付けされた真の新型コロナウイルスとの共生を目指す健全な日本を期待できそう。

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