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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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「100年に一度の危機」と「戦後最大の下げ」

昨日内閣府より発表された2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値を受け、世界全体を見まわして纏めたのが今日の記事。当然とはいえなかなかの力作。世界の主要国の2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比9.1%減少した。リーマン危機時の約3.5倍の落ち込みで、コロナ禍の傷の深さが鮮明になった。
18日の朝刊 20200818GDP0.png

なるほどで、何も書かなくても図表を見れば一目瞭然。紙面の図表を拡大して貼っておく。
20200818GDP1.jpg
20200818GDP2.jpg

この表によると、日本の2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比は9.9%。この数字はOECDの推定値らしく、記事中の9.1%とちょっと違うが、似たようなものなので、国際比較にはこれでいい。

日本の100倍の感染者数と死者数を誇る世界一の新型コロナウイルス培養大国のアメリカが日本よりGDPの減少率が低いのは立派。一方、それなりの被害が出ているイギリスはマイナス22%ほどで日本からみれば納得の結果になっている。かわいそうにと涙を禁じえないのタイ、感染者数も死者数も格段に日本より少ないのに、GDPの減少は日本を上回っている。と、悲喜こもごもでなかなか資料として味わい深い。

さて昨日の夕刊、「GDPマイナス27.8%」という誇らしげな見だしに加え、まがまがしい小見だしが並んでいた。内閣府が17日発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で1~3月期から7.8%、年率換算で27.8%減った。新型コロナウイルスの感染拡大で、リーマン・ショック後の09年1~3月期の年率17.8%減を超える戦後最大の落ち込みとなった。
17日の夕刊 20200817GDP1.png

この記事、資料は今日の記事同じだが数字が大きく違う。昨日の27.8%という数字はGDPの「1~3月期からの減少率を年率換算」したもの。今日の9.1もしくは9.9%という数字は「前年同期比」、較べる対象が違っている。昨日の27.8%という数字に対し、前四半期の1-3月との比較を年換算してどれほどの意味があるの?と悪態をついただけに、今朝の仕切り直しの記事にそうだよね、と納得した。

もっとも昨日の記事には過去の減少幅の大きかった四半期の資料一覧が添付されていて、それらが前期比の年換算だったのでそれに合わせた、という事情があるようだ。観点が違うというのはわかるが、紛らわしいのも確か。
20200817GDP3.jpg

と、以上は長いマクラ。リーマンショックの際、FRB議長は「百年に一度の危機」と表現した。それから12年後に「戦後最大の下げ」。100-75年に一度と形容される危機は10年に一度程度起こるものらしい。

2回だと偶々感が漂うが、では今後数年で同じような危機が生じるのか?答はイエス、というのが今回の主旨。遅くなったので今日はここまで。8年以内に起きれば丁度10年に一度になる。
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