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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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安倍内閣の功罪

阿部首相の辞任に伴い、各紙その功罪についていろいろ書いていることと思うが、すべて無視してわかりやすくかつ簡単にまとめておく。首相就任は2012年の12月、その後の経済指標をの推移を見れば一目瞭然。記事は読んでいないが日経新聞の朝刊に資料が掲載されていたので拝借。

まず株価。阿部首相の最大の成果は日銀の黒田総裁との二人三脚によるアベノミクスといわれる異次元金融緩和の実施、それによる副産物としての株価の上昇である。結果として株価は就任時の1万円から2万3000円まで上がった。時価で250兆円以上の価値を投資家に生み出したことは事実。非投資家も間接的に恩恵にあずかっている。副産物と書いたのは、異次元金融緩和の直接の目的がデフレ脱却、すなわちインフレ率を2%に上げることにあったから。そんなものが効くわけがないと当時のブログに何回か書いたが、結果はオーライだった。
20200829株価

株価の恩恵か、株価が恩恵に預かったのかは別にして、GDPもわずか(年1%ほど)ではあるが増加し、好調な企業業績に伴い完全失業率は顕著に下がった。毎年春闘の時期に、企業側に対し好業績に基づいて積極的なベースアップを要請していたのは、野党でも労働組合でもなく安倍首相だった。安倍内閣を潰すことを目的とする野党や新聞、テレビは国民の敵であり、日本を敵視する国の扇動者か国賊であることは自明だろう。
20200829GDPと失業率

その経済的成功の原資となったのが異次元金融緩和という名の下の財政ファイナンス。日本は長年赤字国債の発行で予算を膨らませてきたが、安倍内閣時代の平均の国債発行額は過去最大。もっともその分、税収が増加、すなわち景気も良くなっているので功罪相半ばしている。この図は先日の使いまわし。
20200803日本の財政推移

さて、問題は先日書いた債務残高のレベル。資料は財務省HPから。黒線が安倍内閣誕生時。上述のように財政ファイナンスで国債発行額は増えたがGDPや税収も増えたので、債務残高のGDP比は安倍内閣前の急増時代から見れば横ばい。債務残高が2倍を超えたのは十年以上も前のことだ。円の信認がいつ崩れるかと昔から怯えていたのはこのため。コロナ対策で債務が膨らむとさすがに危ない、というので自らを守るべき対策を開示したのが先日の「100年に一度の云々」という記事。
20200829債務残高推移

功罪の罪は財政ファイナンスによる債務の増大と思っていたが、そうでもなさそうというのが今日の発見。
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