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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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アメリカの州別コロナ死亡者

今朝も一面で、「米、新規感染9.9万人 1カ月前の2.4倍 欧州も最多更新 」の見出しの元、米欧で新型コロナウイルス感染者の拡大に拍車がかかっているとの記事が出ていた。改めて、世界のコロナ感染者数の推移を確認する。

下図の青線は10万人、30万人、50万人を示す。3月4月が第一プラトーで一日の感染者数が約10万人弱、7月下旬から9月にかけて第二プラトーを形成し30万人弱、そして現在50万人越えの第三プラトーを目指している感じ。3月4月で世界中がパニック状態に陥ったが、現在はその5倍のレベルにあるというのが実態。さらに今日の感染者数は過去最高を記録しているから、まさに地球全体でみれば将来を全く見通せない状況にある。
20201101World.png

相変わらず感染王国のトップはアメリカ。青線は5万人と10万人。新聞記事の9.9万人の根拠である。明らかに第三波形成中なのがよくわかる。
20201101USA.png

さて、アメリカといっても広い。このブログでは初の、というか日本でもほとんど初の、アメリカの州別の感染状況を記しておく。データは各州の10万人当りの死者数、ノーマライズしてあるので州だけでなく世界各国とも比較することができる優れもの。当然ながら州ごとのばらつきは大きく、図の表示では人口10万人当りの死者数が15人以下から最大285人まで、6つに分けられている。分類の基準の量に全く知性が感じられずかつ、抜けがあるのはアメリカ人クォリティとしてのご愛敬。

一番多いのがルイジアナ州、ニューオリンズのある州だった。ここで110人以上というから日本の100倍。ニューヨーク州周辺やフロリダ州などの南東部、五大湖周辺、そしてなぜかアリゾナ州も多く、62人から91人というレベル。一方、最小の15人以下の州がオレゴンとワイオミング。2番目の範疇の33人以下も含めて極めて人口密度の低い三密とは程遠い州である。とはいえ、日本での10万人当りの死亡者数は1.3人ほどなので、日本の10から20倍である。アメリカ本土に観光に行くなら、オレゴン州のワイナリーに行くぐらいにとどめておいた方が無難そう。

20201029usa-maps.png
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