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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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新型コロナ 全論文解読

昨夜はTBS「危険なビーナス」(東野圭吾原作)を優先したので、録画しておいたNHKの「新型コロナ 全論文解読〜AIで迫る」を今日鑑賞した。

AIに現在のコロナ関係の論文20万本入力したとかで、出現したワードの頻度分析と引用文献の記載から相互関連をネットワークで繋いでみた、というものらしい。そこから何を引き出し、何を見せるかの切り口はNHK次第。結論は下記の4本立てだった。
1.この冬の日本はどうなる?
2.ワクチンは?
3.コロナの真の脅威
4.究極のウイルス対策

興味深かった点をメモしておく。
1.交差免疫
発症する人、重症化する人と感染しても発症しない人、軽症で終わる人の違いとして、交差免疫をあげていた。普通のコロナの免疫を持っていれば感染率が6分の1になるという論文の紹介。あたかもこれこそが全て、とのような報道でそう思い込む人も多いだろう。数十倍にのぼるグローバルな地域差の要因が、交差免疫にあるのは確かだが、その論文の対象者という小さなサンプルではそうだっただけでにすぎない。他の要因の可能性もある。数十倍の違いを説明できる交差免疫の要因は結核の可能性しかないと思うが、検索されたワードの中に結核は無いようだった。

2.マスクの効果
病院で患者の周りの25人の医療関係者25人全員がマスクをしていたが、12人が感染し13人が感染しなかった。しかし全員が免疫を獲得していたという論文。このような実態は、日本でも多くの病院でクラスターが発生したことから、医療用マスクでさえ感染防止効果がないと昔から報道されていた。これに対し論文は、マスクにより吸入されるウィルスが減り微量の感染となるので発症せずに免疫が獲得された、と解釈していたらしい。だからマスクは効果があると。

3.脳の霧
新型コロナでは病後に多様な後遺症が現れる。まず新型コロナは肺臓の奥のACE2という受容体にウィルスが付着して感染すると明言していた。3月から書いていることなのでこれは良い。一方ACE2は全身に分布しているため、ウイルスがその部位の細胞に付着感染させ、細胞が破壊されることにより炎症が生じるので全身症状が現れるという。なるほど。ただ、ライブで出演した岩崎明子という研究者はきちんと免疫の暴走、サイトカインストームの話も同列に上げていたが印象に残っている人は少ないだろう。

コメントを書き出すとキリがなさそうなのでこれだけにしておく。あまり見るべきものはなかったかな、というのが17文字の感想。

具体的な今後の研究データとして、感染者と濃厚接触者に対してはツベルクリン検査、重症者に対してはリウマチなどの自己免疫反応の検査などのデータを収集、分析すれば、新型コロナウイルスに関する新知見が革命的に進化すると思われる。
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