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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ヨーロッパの新型コロナ感染実態

久しぶりにテレビのニュースを観ると、日本の新型コロナ感染者が急増中、特に北海道で派手に感染が広がっているという。感染状況を概観すると確かに第二波を超える勢いで、一日1800人に迫るような状況のようだ。思えば日本も累計の感染者が11万人を越えており、コロナの発展途上国並、もっとも人口も1億を超えるので、累積感染者数は日本全体では未だ1000人に一人未満。
20201117日本現状2

いい機会なので、今最もホットなヨーロッパの感染実態の現状と較べてみる。ここでいうヨーロッパはロシア圏を除く西欧、南欧、中欧、東欧マイナスいくつかの国々。日本の感染者数が春のピークの2倍強なのに対し、ヨーロッパ全体では7倍ほどの感染大爆発中である。実数では日々25万人というレベル、人口も日本単独よりはるかに多いが、患者数は日本に較べ100倍以上いる。ご愁傷様。
20201117西欧現状

そこで人口10万人当りで較べる。ちょうどいい資料があったので拝借。まず日本、北海道が急増していることもあって、県別の直近一週間の患者数がまとめられていた。今日のNHKのニュースでも流していたが数字は当然のことながら一致していた。北海道が一位で、一週間合計で10万人当り28人だという。一日にすれば4人というレベル。東京は15人なので2.2人ぐらい。
20201117県別現状

ヨーロッパにも同様のデータがあり、ECOCがマップに色分けして用意している。ただし13日間もしくは14日間の合計なので、数値は日本の上図に較べ2倍になっている。7段階のレベルでに分けられ、多い方の二つが480人以上、すなわち一日当たり37人ぐらい。フランス、スペイン、イタリア、英国、中欧、東欧のエリアのほとんどがこのレベル。日本代表の北海道をもってしても足元にも及ばない。

一方少ない方の二つは60人未満、すなわち一日当たり4.6人。エリアとしてはフィンランドとノルウェーの一部がこれに相当する。北海道を含めすべての日本の各県は、コロナの感染状況においては、実は北欧のローカル地域と同等と考えて良い。

テレビ新聞がこれらのエリアでの感染対策の実態を紹介すれば、少しは存在価値が認められるだろうに・・・。
20201117ECOC.png
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