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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ワイングラスとワインの味

11月19日の金曜日、孫たちが嫁ぎ先の家、といっても都内だが、に泊りがけで行っているので、老夫婦二人だけの夕食、ボジョレーの解禁日でもあるので妻がサミットで1本買ってきた。ボジョレーといっても種類がたくさんあるが、今年は2種類しか置いてなかったという。それがボージョレヌーヴォーのヴィラージュ。

詳しくはこちら。
ボジョレーヌーボーs
『ボージョレ・ヌーヴォー』はフランスのボージョレ地区で造られた新酒のことで、フレッシュな果実がはじけるようないきいきとした軽快な飲み口です。 『ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー』は、このボージョレ地区の北部に位置し、指定された38のヴィラージュ(村)から産出されたワインに適用される名称です。

かつ、銘柄がこちら。上の写真の右2本で、ジョルジュ・デュブッフという。この方、ボジョレーヌーボーの習慣を作り上げたワイン界の偉人だそうだ。いかにも偉そうだが、2000円ちょっとだそうで意外と安いと言えば安い。まあヌーボーなので当然といえば当然。
ボジョレー2

妻は昔ワインスクールに通い、ワインエキスパートの資格を取った。
ワインエキスパートは、ワイン愛好家のために作られた日本ソムリエ協会が認定する資格制度です。ソムリエとほぼ同内容の資格となっていますが、ワインエキスパートは受験に際して職種や経験は不問となっており、ワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識、テイスティング能力を有する人であれば受験が可能です。趣味の資格として、ソムリエと同等程度のワインの知識を有することが証明されます。

そんな経緯から、我家には東関東大震災で大分破壊されてしまったが、ワイングラスが多々ある。信じがたいことだがワインはグラスによって味が変わる。初めてその話を聞いた時、そんな馬鹿な、と思ったが百聞は一見に如かず、実際に比較すると歴然と違うのでびっくりした。

今回、2000円のワインではあるが、どのグラスがいいかと飲み比べた。選択肢はピノノワール用(右)とシャルドネ用(左)。どっちがいい?と言われ試飲。両方とも香りに大差はなかったが、ピノノワール用は明らかに酸っぱく、シャルドネ用は円やか。何も言わずシャルドネと答えた。続いて妻の試飲。ピノノワールのグラスに口を付けた妻は開口一番、酸っぱーい、との御託宣。

人間の舌は、その部署によって感じる味覚が異なる。グラスの形状によってワインの口に流れ込む位置が微妙に異なり、その結果、味覚の差が生じるそうだ。ピノノワールは酸味が弱いので口内で丁度良いバランスが生じるということらしい。一方シャルドネは酸味が強いのでそれを殺す。

グラスによる味の違いをこれほど顕著に現れる例は初めて。グラスによる差を信じない人には絶好の実験になる。

20201119-1.jpg
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