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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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東日本高速の無作為

12月19日朝刊 20201219関越道
昨日19日の新聞に、東日本高速道路の小畠徹社長の記者会見の模様が掲載されていた。大雪への対応については「通行止めまでに時間がかかったという認識は現時点ではない」とした上で「もう少し先を読んで早く意思決定ができなかったかなど、検証していきたい」と述べたそうだ。

20201217大雪
2020年12月17日夕刻の関越道(NHK HPより)

記事には続いてこれまでの経緯についての記載もある。
・東日本高速は18日午前7時時点で上り線に約70台残されていると説明したが、後に撤回。正午に約千台を確認した。「チェックが不十分だった」としている。
・東日本高速によると、今回は予報の段階で、同社が通行止めの基準とする降雪量を超える見込みがなかったため、事前に通行止めなどの措置は取らなかった。広報担当者は「除雪を強化すれば対応できるレベルと考えていた」と説明する。


以上の話、NHKのニュースで見て知っていた。特に、18日午前中に立ち往生している車は68台と発表し、後に六日町トンネル内の車を認識していなかったため、社長の小畠が話したときは呆然。報告をする方もひどいが、それを受けただろう上司や広報担当とその上司、平然と原稿を読む社長、、高速道路の実態を多少知っていれば疑問を生じないわけはない。電話でもライブカメラでも現状確認の方法はいくらでもあったろう、やる気があれば。

また、同社が通行止めの基準とする降雪量を超える見込みがなかったため、というならいくらの降雪量だったら通行止めにするのか。うちの5歳の孫でもこんな見え透いた嘘はいわない。

その時の印象は、東日本高速の人間は下から上まで、当事者意識も常識に欠け、ボーと椅子に座って金を貰っている連中ばかりなのだと思った。もともと道路公団が民営化された組織なので、何もしなくても流れ込んでくる大金に慣れたをシロアリ集団みたいなものなのだろう。

今回の豪雪、13日のブログにこう記した。「きっと八甲田山で遭難した青森歩兵第5連隊の見たその日もこんな天気だったのだろうね、と話す。(中略)あの天気図と高層天気図を見たら、用事がなくてもやはり帰ることにしただろう。夏タイヤで来ているだけに、来春まで雪に埋もれてしまうだろうから。」

後出しじゃんけんではないので、堂々と東日本高速を非難できる。また14日から気象庁は冷静に大雪を予測し、少なくとも日経新聞は豆記事で掲載していた。以下時系列に並べてみる。

・(15日朝刊)気象庁は14日、全国的に冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本の日本海側を中心に17日にかけて強い寒気が流入、大雪となる恐れがあるとし、路面凍結による交通障害や雪崩、着雪に警戒を呼び掛けた。15日午後6時までの24時間予想降雪量は、いずれも多い地域で、関東甲信60センチ。
・(16日朝刊)今季一番の寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に17日にかけて断続的に雪が降り、山地を中心に平地でも大雪の恐れがある。気象庁は15日、積雪や路面凍結による交通障害、雪崩・着雪に警戒を呼び掛けた。16日午後6時までの24時間予想降雪量は、いずれも多い所で、関東甲信70センチ。その後の24時間は関東甲信60~80センチ。
・(17日夕刊)今季最強の寒気の影響で北日本から西日本の日本海側を中心に18日にかけて大雪になるとして、気象庁は17日、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒を呼び掛けた。雪崩や着雪にも注意が必要だ。山地のほか平地でも大雪になる恐れがある。17日朝までの72時間降雪量は群馬県みなかみ町で217センチに達し、他に新潟県津南町で170センチ、岩手県西和賀町で140センチ、福島県只見町や岩手県一関市で120センチ、山形県尾花沢市で110センチにそれぞれ達した。

気象庁の予報は14日から始まり、予測された降雪量の三日間の合計は190センチから210センチ。予測だけでなく、15日の夜の段階での実績でも記録的降雪量であったのは数日前に記したとおり。「通行止めの基準とする降雪量を超える見込みがなかったため」とか「想像を越える記録的豪雪のため」とか「もう少し先を読んで早く意思決定ができなかったかなど」と言うセリフは、少なくともまともな人には恥ずかしくてできない。

地震は予知不可能だが、他の天災の多くは予知どころか予測可能、今回の関越道の立ち往生は100%東日本高速の無作為が原因である。被災された方々は東日本高速に損害賠償保障の請求訴訟のほど。

ヒグチユウコ「ほんやのネコ」から ほんやのねこ3-1
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