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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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大雪の後遺症

前回、地上天気図と高層天気図の予想図から八甲田山死の彷徨並の大雪が来るというので日曜日に帰った。雪囲いを終え、冬の撤収の常識である水抜きをして帰宅。ただ大雪の報道を見て大きな過ちを犯していたことに気づいた。

2008年暮れからの3メートルの積雪深を観測した観測史上一位の大雪のシーズン、母が癌で危篤状態になりそのシーズンは山荘に一度も行かなかった。多分屋根には大量の雪が積もったことだろう、その雪が落屑した時、隣家の窓を破ってしまった。幸い無人だったので人的被害はなかったものの、以来屋根の積雪には神経質になり、後日屋根裏にヒーターを取り付け、雪が降ると自動的に融雪するシステムを設置している。前回、雪の予想をあれだけしていながら、その融雪システムのスイッチを入れるのを忘れてしまった。今回の目的は融雪スイッチを入れて屋根の雪が固まらないうちに落とすためであった。

ライブカメラで道路状況に問題ないのは確認していたので、山荘までは快適なドライブ。昼食は赤城高原SA、ここからの上越国境の山並みは絶景。
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水上ICを降りればすぐに谷川岳の絶景展望台。
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藤原に入る藤原トンネル出口になぜか臨時の信号が置かれて赤になっていた。外ではパワーショベルが動いている。どうも雪崩でトンネル出口が塞がれてしまったようだった。
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底を抜ければ県道も町道きれいに除雪され、好天とプラスの気温のせいで道はほとんど黒々としている。無事山荘入口につく。夕方の藤原アメダスの観測値は積雪深146センチ、ピーク時より60センチ以上減っている。それでも短期間の大雪とあって、山荘へ行く私道は車一台がやっと通れる程度。お向かいのDさんはもう80歳を越えかつ持病を抱えている中での除雪だったので、十分にありがたい。
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山荘の前は雪の壁。予想通りで、今回水上のコメリによって雪かきスコップを購入、自宅からも雪かきスコップを持参してきた。
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全面除雪は雪捨て場もなく不可能なので、階段上に家の入口まで道を作る。雪が締まっているのでこれで十分。
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雨戸をあけるとまだ積もったままの屋根の雪が自重で分厚くぶら下がっていた。
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庭側はこんな感じ。
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南側。
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水は落としていったのだが、台所の水道の水が出ない。蛇口の水分が凍り付いているらしい。洗面台の水が出たので、お湯を沸かし熱湯をかけるとしばらくして開通。屋内の気温は1度だった。今日は天気がよくて気温もプラスだったためで一時的なものなのだろう。

もっと大きな問題が温泉、栓をひねっても温泉が出ないのだ。前回の失敗は融雪システムのスイッチの入れ忘れと思っていたが、こちらは致命的なミス、雪は心配したものの寒気をすっかり忘れ、温泉の栓を締めたまま帰ってしまった。いくら温泉とはいえ、お湯が流れなければ冷えて水と同じ、水道管を凍らしてしまうのと全く同じで温泉管を凍らせてしまった。これも大雪の後遺症。

できることはお風呂場や温泉管を温めて氷が溶けるのを願うだけ。
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このぶろぐを書き始めたころようやく温泉が流れ出した。やれやれ。
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