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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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日本におけるコロナの実態(10);感染者の爆発的急増(つづき)

新型コロナウイルスの爆発的感染が広がっているという日本、緊急事態宣言の発出が1月7日で、WHOの世界の感染状況の週報が公開されたのが1月10日、その日までの1週間の世界各国の感染者数と死者数の表を昨日アップした。今日はそのデータの解析。

まず全景から。日本での感染爆発と大騒ぎの1直近一週間の新規感染者数の合計は4万人ほどであった。さて、大陸別別分布をみると、南北アメリカが250万人と世界の大半を占め、ヨーロッパ諸国合計は180万人、両者で世界の新規感染者の87%を占めている。南北アメリカは自明だが、WHOの地域区分は特殊でユーラシア大陸とアフリカに関しては世間の常識と異なるので細かな話はしないが、日本の感染爆発にもかかわらず依然欧米がコロナの圧倒的な主役であることがわかる。
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以下では、先日示した国別の詳細データに基づき、国別に日本の感染爆発の実態の位置づけを検証する。なおデータは一週間分の合計なので、その一週間の一日平均の感染者数で示している。日々の報道もほとんどが日々ベースなのでその方が直観的にもわかりやすい。

この時の日本の週平均の感染者は5700人ほどであった。それより多い国を拾うと欧米を中心に20か国ほど、すなわち現在の日本は、日々の感染者数において世界でも比較的上位の感染流行国であるといえる。アジアアフリカでは、インドと南アフリカ、インドネシアなどは日本より上位に入賞していた。なお、アメリカは25万人とダントツでスケールアウトしているので図での表記イメージよりはるかに多い。

話がそれるが、以前からアフリカの感染状況において南アフリカだけが他のすべてのアフリカ諸国と較べて異様な感染増加パターンを示し、訝しく思っていた。それが最近南アフリカの新型コロナウイルスは変異型であることが明らかになり、感染パターンから昨年の春から実はこの変異型が流行していた可能性が高い。そうであれば変異型は最近現れたわけではなく、最初から存在していたことになる。
20210116WHOSR1.png

さて、実数は実数でそれなりの意味はあるが、国ベースで比較する時にはナンセンス。人口の多い国と少ない国を同じ物差しで計っても意味はない。そこで人口10万人あたりという物差しにしたのが下図。図に表示された国は上図と同じ国々なので、順位に意味はない。欧米の中小国では、10万人あたりで見ればコロナ感染大国という国もあるだろうから。

注意をもう一点、昨日一昨日と示した死亡者と感染者のランキングは、全世界の国を網羅しているので順位の意味が明確なだけでなく、COVID-19発生以来の累積値であり、期間の選定による変動のない動かしようのない事実である。一方、今回見ているのは直近の一週間だけ、どの一週間を取るかで結果は大きく異なる。日本にとっては感染爆発期のデータを見ているわけで、もっとも不都合な(一瞬の)真実でもある。

結果を見ると、日本の10万人あたりの感染者はこの時点で4.5人、今日は7000人ほどと感染者数が発表されていたので、人口の1億3千万人で割ればその程度であると確認できる。

この感染者レベル、英国やアメリカと較べれば10分の1以下、ヨーロッパの主要国と比しても数分の一という水準にある。アメリカの感染者が現在の十分の1になったら、「コロナとの戦いは終わったと」して株価は暴落するだろう。今後日本では「感染爆発」により2倍3倍に増える可能性はあるが、それでもこれまで何度か書いてきたように、1万人に日々一人二人のレベルである。

感染爆発の先を見据えた時、国中を委縮せしめかつ国民経済を困窮させる必要があるとは思えない。そのために100兆円規模の財政支出での救済って、何かオウンゴールのようで日本中が狂っているようにしか思えない今日この頃、というか昔から。
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