fc2ブログ

風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

日本におけるコロナの実態(22):蔓延防止策適用?

東京にも蔓延防止措置が適用されるとかで、朝刊はまがまがしい記事の競演。

政府は9日の新型コロナウイルス対策本部で、東京、京都、沖縄の3都府県で緊急事態宣言に準じる措置を取る「まん延防止等重点措置」を適用すると決めた。12日からで、京都と沖縄は5月5日、東京は同11日までとする。すでに実施中の大阪、兵庫、宮城を含め対象が6都府県に広がる。

20210410蔓延防止

そうなんだとういことで、久しぶりに新型コロナウイルスの感染状況を世界的に俯瞰する。国別だとごちゃごちゃするので今回は大陸別プラス日本というシンプルな比較。かつ縦軸を対数ではなく普通の数値軸にしたので、対数軸に慣れていない人ででも直観的にわかるようにした。

この一年間くどくどと繰り返してきたように、COVID-19 は欧米と他のエリアの一部の国々と日本を含むアジア、アフリカの国々では感染状況において全く別の病気、こんなところで欧米に互す必要は全くない。アジア平均もインドの影響で若干大きく見えるが他の国ではアフリカ並みと考えてよい。アフリカの平均は日本よりさらに感染者数は少なく、きっと基本的感染防止策や飲食店の営業短縮、外出の自粛などが徹底しているに違いないはずで、是非テレビ新聞関係者におかれては原状をルポしていただきたいと思う。
20210410現状1

それでも大陸別ではやはり残尿感が残るので、欧米の主な国と世界で最もワクチン接種の進んでいるイスラエルと日本の状況を見る。アメリカと前の図の南北アメリカ大陸はほぼ同じ、すなわち南北アメリカでは北極から南極まで多様な国があるにもかかわらず、感染のパターンはマクロに見て同じことがわかる。言い換えると各国それぞれに感染防止に努めているわけだが、コロナウイルスはそれをあざ笑うかのように各国政府、もしくは人間の介入を無視して感染の波を形成していることがわかる。

もう一つ明らかなになったことがワクチンの効果。イスラエルとイギリスでは1月の世界的感染ピーク時に日本の20倍前後の感染者数であったが、現在は日本並の感染者数に激減した。図の右下部分の黄色の枠で囲った部分の拡大図が次の図。
20210410現状2

9日時点で両国はほぼ同じような新規感染者数(単位人口当たり)。たぶん両国では盛大な対コロナ勝利祭なのではないだろうか。片や日本、12日から規制強化と外出自粛令。
20210410現状3

必要なのはコロナと戦うことではなく、感染拡大縮小は自然の摂理と自覚し、感染者に対する安心できる医療体制を確保することすら学習できていないのが各県知事。医療体制の逼迫を自慢している姿を見ると思わずチャンネルを回してしまう。

一年ほど前、国内では重篤患者が約85万人に上り、半数が亡くなる恐れがあるとの試算をした西浦とかいう教授がいた。まだ切腹することなく生きているのかな?
関連記事
スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

時の旅人

Author:時の旅人
辰年の獅子座のO型

最新記事

カレンダー

05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック