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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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新型コロナ恐怖率

先日の日経新聞の電子版のある記事にこんな図が掲載されていたので目が止まった。記事は翌日新聞に掲載されたが、この図は割愛されていたのでほとんどの日本人は知ることなく終わってしまった。標題の通りで、YouGovという組織のアンケート調査らしく、図に記載以外をふくめ、いくつかの国でコロナウイルスを恐れるかという質問に対し、「非常に」と「いくらかは」と答えた人の%らしい。

興味深かったのが、これら6か国の中では日本が別格に恐れる人の比率が高かったこと。
20210609コロナ感染恐怖率

本来、社会的に感染者や死亡者が多ければ、コロナウイルスを恐れる人の比率が高くなっても当然だろう。この調査、2020年3月から開始されているようなので、同様の期間のこれら6か国の感染者(100万人当り)の推移をみたのが下図。今さらながらではあるが、欧米の感染者が日本に較べて圧倒的に多いことは自明。
20210613感染者推移

ただこれだとわかりにくいので、定量的に見るため、それぞれの国において日本の何倍の新規感染者が発生していたのかを示したのが下図。図の縦軸の1が日本と同じということで、1を上回っていれば日本よりも感染者が多いということである。また軸は「倍」。2であれば日本の2倍、100%増ということを意味している。何%増などという生易しい状況ではない。

さて各国それぞれ感染の山と谷があるが、日本との比較においてはアメリカやフランスでは日本の100倍の感染者が日々生じていた時期もあった。アメリカでは昨年の6月、フランスでは11月であったが、その時ですら日本の恐怖率はアメリカやフランスを大幅に上回っていた。

多分に新聞テレビで連日感染者数の増減や欧米の現状を我が国と同列で報道、恐怖を煽り続けた効果と考えても良いだろう。図では山と谷が激しいが、後で示すように平均すればアメリカで16倍、フランスやイギリスでも10倍を超える感染者が生じている。

さらに注目すべきは直近の感染者数、イギリス(紫)は一時期日本を下回る新規感染者数を観測したが、今はこの6か国の中で最大の新規感染者が日々観測されている。
20210613感染者推移対日本比

ではワクチン接種の進捗状況は?日本のワクチン接種の遅れがいろいろと取りざたされているが、欧米ではワクチン接種率が高いにも関わらず感染者数は下げ止まり傾向どころか増加している国もあり、いずれの国も緊急事態宣言下の日本よりも日々の感染者数は大きい。

それにもかかわらず欧米では、今年に入ってワクチン効果が期待されて恐怖率は30%台に低下した。日本のデータはないが状況に大きな変化がないのでアンケート結果は70%台と想定されるので恐怖率は2倍。
20210613ワクチン推移推移

こちらが各国の累計感染者(上)と直近7日間の新規感染者数(下)(いずれも人口100万人あたり)。
20210613累積感染者

20210613直近感染者

これらを対日本比で示したのが下図。日本を載せたが、対日本比なので1倍。アメリカで現在3倍、iワクチン効果のショーウインドーであるイギリスが6倍でヨーロッパで平均4倍ぐらいだろうか。現在の日本の新規感染者数はピーク時の7000人超から減少し、日々2000人弱といったところ、イギリス並みであれば6倍の1万人を超えるレベルになっていて、国中が凍り付くような大騒ぎなっていることだろう。

国内向けには恐怖を煽り、外人に対してはワクチンの接種が進んでいるから安全、て、誰が何を見て言っているのだろうと思う。

もう一点、くどいようだが、ワクチンは欧米人にとっては感染者が20分の1(効果95%)に減る効果があるだろうが、もともと欧米に較べ20分の1の感染者しかいない日本でどの程度の効果があるのか、とても疑問。誰か根拠を以ってきちんと教えてくれないかな。
20210613感染者対日本比
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