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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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「教養としての数学」

先日、こんな本の広告を見た。ダイアモンド社の週刊誌と本の紹介の中の一コマ。本のスペースが縦長、すなわち広告に割かれた面積が小さいのであまり売り上げが期待されていないのだろう。
20210713ダイアモンド数学

タイトルは「億万長者だけが知っている教養としての数学」、原題を知らないがオマエらバカだから億万長者になれないんだ、という上目目線の気配が漂っていて、あえて反発を買ったり喧嘩を売ることで注目を浴びようという編集方針なのかもしれない。それに引っ掛かった私だが、購入する気も読む気も全くないからタイトルだけで読書感想文を書いてみる。

億万長者の多くが教養としての数学の心得を持っているとは思わないし、「数学」のできるものが資産を築いているわけではない。しかし、ソフトバンクの孫氏をはじめ財を築いた人たちを見ていると、その行動の裏には、緻密なデータの収集と深い洞察力に基づいた分析、そして感情に左右されない冷静な判断力と実行力を持ち合わせているように思われる。

「数学」とは計算能力ではなく論理的な考え方。大学までの数学なら、1+1=2という基礎から延々と続く論理構造であると言っても良いだろう。

芸能人やスポーツ選手、作家など何らかの才能に恵まれた人は別にして、才能のない凡人がそれなりの財を築くにはなんらかの投資活動しかない。起業経営者は自社への投資活動、超凡人は証券会社を通じての投資活動になろうか。不動産投資などというものもある。

そして、いずれの場合にも成功のために必要な条件が、緻密なデータの収集と深い洞察力に基づいた分析、そして感情に左右されない冷静な判断力と実行力で、それらの背景に共通するのが広汎な知識と論理性。きっとそんなことが書かれているような気がするが、残念ながら本を一冊読んでどうにかなるものではない。

というのが、身もふたもない感想。本を読んでないないので、本に対してはただの勘違いである可能性も大。どこが論理性だよ、という突っ込みはご容赦のほど。

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