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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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新型コロナ:人出と新規感染者の素敵な関係(2)

さて、多くの感染症は感染してから発病までに潜伏期間があり、新型コロナではそれが最大約2週間と言われている。また発症する前の段階でも、二次感染させることが確認されているようだ。ゆえに人出が多くなり感染者と接触、感染するとしても人出と新規感染者数との間にはタイムラグが必然的に存在する。そこで、両者の間に強い相関関係があるとして、二つのデータのピーク並びにボトムが重なるようにずらしてみた。
20210728感染者と人出(新宿)二週間

すると東京都の1月のピークとその後のボトム、5月のピークとボトム、そして7月の現在のピーク形成時期と、新宿渋谷という繁華街の人出の増減の増減がみごとにシンクロしていた。両者の相関の優位性は、たぶん相当高いだろう。こういうデータを見れば、知事が不要不急の外出の自粛を都民に求めるのもわかるような気がする。図中の赤い矢印が東京都の緊急事態宣言の発出期間で、発出後に人出が減少しているから、定性的にも緊急事態宣言は正当化される状況にある。政治的にはそれで良いし、多くの国民も納得してめでたしめでたし。しかし実態はそれほど単純ではなさそう。

まず8月から11月の感染者のボトムの期間、人出は増加傾向もしくはプラトー状態にあった。その時期の人出のレベルと、一月のピークに向けて感染者が増加した時期に対応する人出のレベルはほぼ同じ。秋のボトムから1月のピークで感染者は10倍に増えた。すなわち、人出以外の強力な感染増のメカニズムが存在していたことを示している。

そして3月初めのボトムで新規感染者はピーク時の約8分の1、85%の減少を観測している。この感染パターンはインフルエンザそっくり。それに対する人出の減少は多めに見積もっても30%程度。東京の感染者の発生率は1万分の1のオーダー、どのような感染モデルで30%の人出の減少で感染者の85%減少をなしえるのか、可能であるなら専門家にぜひ説明してもらいたい。

5月のピーク、これは1月ほど派手でないので、人出の減少でかなりの部分の説明が付くのかもしれない。

そして現在のピーク未確認のままの感染拡大。人出のレベルは昨年秋のボトム時の人出と同レベル。

結論というか以上の観察結果からの推論は以下の通り。
1)感染者のピークはウイルスの異性体の発生に伴って生じる
2)各異性体の流行はインフルエンザと同様、比較的短期間で自然収束する
3)人出の抑制の効果があることは確かだが、過大評価するのは間違い
4)異性体の流行が始まった時期に緊急事態宣言を出すのは、自然収束が見えているだけに、政治的に利用するには最適

参考までに大阪府の例。人口データは梅田。新宿渋谷ほど、人出と感染者の関係は明瞭ではない。
20210728感染者と人出(梅田)三週間

それよりも興味深いデータがこちらで、東京都と大阪府の感染者の推移。500キロも離れ、人の交流も多くはないにもかかわらず、感染パターンは全く同じ。これまでも国家レベルで感染者推移がシンクロしている実例を数多く観測してきた。感染症は自然現象、そこに人間が思い上がって介入するから問題が生ずる。政治は医療体制の確保に専念すればいい。
20210728東京都と大阪府の感染者推移
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