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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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金メダリストの救助

やったぜ、というカッコいい姿は、男子カヌースプリント1000メートルの金メダリスト、ケイロス(ブラジル)。
20210810カヌー金

だが今日の記事の主役は、画像の右下のサングラスにマスクという怪しげなお兄さん。カヌー競技の救助要員のボランティアだ。昨日、本人からこの写真見て、とこの画像を見せられた。国際カヌー協会のHPに掲載されている画像で、動画もあった(昨日HPを見ると削除されていたが)。オリンピックの水難救助のボランティアに参加していることは知っていて、さぞや退屈だったろうと同情していたのだが、活躍の場があり、しかもそれが金メダリストと共に世界に配信された画像に映っていたという。

参加したのは、東京のカヌー競技の会場。その日は男子スプリント、カナディアンシングル1000メートルという種目だった。カナディアンシングルというのはこんな格好でのスピードを競う、カヌーのかけっこのようなもの。緑のブラジルの選手がトップでゴール、そこまでは良かったが、この選手ゴール直後、精根尽きてバランスを崩し敢え無くカヌーごと転倒、水に投げ出された。

そこで水難救助のボランティアがエンジン付き救命用ゴムボートで急行、彼を救い上げた。その時のエンジンの操作が彼、岸に向かうがカメラがあったのでカメラ目線を意識してボートを操作したとか。選手もカメラを意識して、何事もなかったかのように勝利のガッツポーズ。それが冒頭の写真、動画には一部始終が記録されていただけに、削除されてしまったのが残念。

ボートの転覆はそれほど頻繁に起こるものではないらしい。しかもオリンピックは4年に1回で、かつ金メダルを取れる選手は限られる。数多いるボランティアの多くはただ会場に立っているか坐っているだけだから、メダリストと共に写真に残るというのは奇跡に近い幸運である。一生分の運を使ったね、とみんなでからかったが、本人も意識していて満足そうだった。

20210810カヌー

こちらがその協議の結果。横文字が国際カヌー協会のHPの記載、日本語は日経新聞。競技の名前と優勝者の名前が微妙に違うが、タイムは同じ(当たり前か)。1000メートルを4分ということは時速15キロぐらい。鴨や白鳥より速いのかもしれない。
20210807カヌー結果





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