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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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新総裁のコロナ対策

自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄氏は29日夕、党本部で記者会見に臨んだそうで、日経新聞のHPの要約記事では、トップがコロナ対策、2番目が企業利益の分配。以下コピペすると、

1.新型コロナ対策「全てかけ必死に取り組む」
「日本はいま国難と言われる厳しい状況にある」と述べた。新型コロナウイルス対策に関し「全てをかけて必死に取り組まないといけない」と強調した。年内に数十兆円規模の経済対策を作成する方針を掲げ「国民に協力してもらえる雰囲気をつくる」と話した。

2.新しい資本主義を構築
「成長の果実の分配が一部の人間にとどまっているのでは経済の好循環が実現できない。果実をできるだけ幅広いみなさんに享受してもらうこと大事だ」と力を込めた。


まず、2番から成敗する。日本は共産主義国家ではないし、一党独裁国家でもない法治国家なので、いくら企業が儲けてもその分配を強制することはできない。それゆえ安倍元首相は毎年春闘の時期になると、企業にベースアップを要請してきたのだが、マスコミも野党も労働組合も知らんぷりを続けてきたのが日本の現実。このことは最近記事に書いたばかり。→こちら

今さらの感があるのだが、岸田新総裁、どうやって実現するつもりなのか?さらに野党は政府案だから反対するのか、マスコミは安倍氏から変わったので協調してゆくのか、他人事とはいえ春の見どころ。

さて今回の記事のポイントは1番のコロナ対策。岸田氏の言を再掲すると「年内に数十兆円規模の経済対策を作成する方針」だそうだ。

この点に関して、昨日の日経新聞のコラム「大機小機」にペンネーム(魔笛)氏が「コロナ感染対策こそ景気対策」という秀逸な記事を掲載していた。このコラム、多数の筆者がペンネームで記事を書くので玉石混淆といっては失礼だが、刮目すべき記事も多い。先日「STEM」というタイトルの記事を書いたばかりだが、STEM脳、論理性と合理性、による政治とはこういうもの、という良いサンプルでもあるので丸ごとコピペ。このブログで書いてきたことと100%合致していることでもある。ぜひ岸田新総裁と議論していただければと、神に祈るばかり。

菅義偉首相の退陣表明を受け、自民党の総裁候補者はそろって新型コロナウイルス禍の経済対策を提言している。そこでは規模は強調しても、具体策は見えない。野党第1党の立憲民主党の提言も、最低30兆円の追加対策と消費税減税、所得税1年ゼロだ。

しかし、コロナ禍の経済危機の原因は、全体として人々にお金がないからではない。お金はあるが、感染の恐れや自粛圧力でお金が使えないからだ。外食も観光もイベントも行かなければ支出が減る。直接の被害がなければ、所得も変わらずお金は余る。余ったお金は投機に回り、マンション価格は高騰し、株価もバブル後の高値を更新した。

そのため、直接被害を受けている外食や観光、エンターテインメントなどの産業以外では、お金の不満は出ない。国民の不満は、外出制限が続き、思うようにお金を使えないことだ。

国民はワクチン接種が進み、活動制限が緩和されるのを待っている。あとは病床増など感染時の受け入れ態勢を整備すれば、安心できる。その上で制限を緩和すれば、お金をばらまかなくても需要はすぐに回復する。これこそが最大かつ唯一の景気対策だ。

思い返せば歴代政権は、景気後退のたびに地域振興券やふるさと創生など、新手のばらまきを繰り返した。だが経済は一向に改善せず、財政赤字だけが積み上がった。与党も野党もこの失敗の経験をすっかり忘れている。使うことすら制限されるコロナ禍では、ばらまき策に効果がないのはこれら以上だ。

それなのに、コロナを免罪符に最悪の国家財政に目をつぶり、いくらばらまいてもいいという論者の意見に飛びつく。今回の対策も一律10万円の給付金とGo To キャンペーンから始まった。使い道を考えずばらまくだけなら、頭を使う必要もない。

ばらまきが景気と関係ないなら、金額ではなく使い道、感染症対策で競うべきだ。飲食店やイベント会場の対策も当事者任せで、指針も各自治体でばらばらだ。被害のある産業も今後の営業が感染者数の動き任せでは、先行きも見えず対処のしようもない。

給付は被害産業の所得補償と生活困窮者向けに限定し、医療体制の充実に資金を集中するとともに、具体的な営業指針を早急にまとめるべきだ。(魔笛)

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