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2021.10/06 [Wed]
久しぶりのコロナ感染の実状
今日は2回目のワクチン接種の日。そのため、午前中のゴルフの後午後2時半ごろに出発。頼まれた生ドラとリンゴジャム用の紅玉を買って一路東京へ。

今回久しぶりに関越道で事故渋滞に遭遇、鶴ヶ島IC付近から所沢まで9キロ60分、練馬まで80分と電光掲示板に出ていた。平日の午後とあって車は少ないからこの程度で済んだのかもしれないが、9キロ1時間というのはそれでもかなり重症の渋滞。どうしようと思案するうちに鶴ヶ島ICに到達、渋滞とはいっても車は流れている。が、掲示板の情報を信じることにして鶴ヶ島JCTから圏央道にはいり、高尾(八王子JCT)経由の中央道で帰ることに。時に16:50だった。たぶん正解で、圏央道、中央道共に順調に車は流れ、家に着いたのは18:20頃。ずいぶん遠回りをした割には早く帰宅できた。事故渋滞に突っ込めばようやく練馬を出て笹目通りの信号待ちぐらいだろうから、30分ぐらい早くなったかもしれない。もっとも、その分高速の通行量は首都高分の追加出費もあり、2000円ぐらい高くなった。
と前置きが長くなったが、テレビでのコロナニュースでは、日本の新規感染者の減少を毎日残念そうに報じている。こんな状況でワクチン接種というと、いささかマヌケ感が漂うのは禁じえないものの、接種の動機は感染予防ではなく重症化の予防。ということでひさしぶりにコロナの感染状況を鑑賞。
新聞テレビのHPで、日本の感染状況が一目でわかる表示をしているところはないので(全部調べたわけではないけれど)、厚生労働省のHPの資料を拝借。厚生労働省のコロナ特設ページ、昨年は感染が蔓延しているにもかかわらず感染者数の数字だけを毎日更新するという、出来の悪い小学生並みのレベルであったが、昨年後半から図示するようになった。今回アクセスすると、デザインも一新、まるでJH大のページのような図になっていた。多少は他のページを見て工夫しようという気になったらしい。
さて日本の状況、第五波の巨大の感染のピークが急激に収束し、インフルエンザの感染者の推移と全くの相似形を描いていることがわかる。まずはご同慶の限り。

では、世界はどうなっているか?
とりあえずWHOの感染者週報を拝見。10月3日付のデータであるからほぼ最新。欧米での社会的規制緩和の画像がテレビで頻繁に放映されていることもあって、世界的に感染者数も収束しているのか思っていたが、実際はそうでもないようだ。世界全体で見ると収束過程にあるとはいえ、前二回の波の谷底よりもまだ多い。レベルとしては約一年前と同じ水準。去年の10月はどんな騒ぎであったか比較するのは有意義な事とは思うものの面倒なのでスルー。

上図で大陸別の内訳も示されているのだがよくわからないので、いつもの札幌医大のHPへ。このページの特徴は単位人口当たりにノーマライズしてあるので、国の大きさ、すなわち人口の影響が全くなく、感染率の実態が正確にわかること。国別だと煩雑なのでこれも大陸別+日本の感染率推移を昨年初めから示した。
驚くべきことに、ワクチン接種を自慢していたヨーロッパの様相は日本とは全く異なり、平均感染率はプラトーを形成しての高位安定、南北アメリカ平均も減少傾向にあるとはいえ高位安定で絶対値としてはヨーロッパ平均と変わらないレベル。
一方、毎度のことで食傷気味だがアフリカは、ワクチン接種の進捗が進まずワクチン格差だと騒ぐ専門家が跡を絶たないなか、超低位安定で、日本もデルタ株の収束が収まり感染者レベルとしてはアフリカ並になってきた。

グラフではなんだかわからない人のためにはこちら。10月4日のスナップショットであるが、ヨーロッパや南北アメリカの新規感染者数は、現在も日本、アフリカの14-18倍という水準にある。欧米の一部では接種パスポート云々ということで行動が緩和になっているそうだが、平均的には日本のピーク時並みかそれ以上の国も多数あるあるはず。世界の感染状況を一言で言えば、この一年間大きな情勢の変化はないというのが科学的な見解かと思われる。


今回久しぶりに関越道で事故渋滞に遭遇、鶴ヶ島IC付近から所沢まで9キロ60分、練馬まで80分と電光掲示板に出ていた。平日の午後とあって車は少ないからこの程度で済んだのかもしれないが、9キロ1時間というのはそれでもかなり重症の渋滞。どうしようと思案するうちに鶴ヶ島ICに到達、渋滞とはいっても車は流れている。が、掲示板の情報を信じることにして鶴ヶ島JCTから圏央道にはいり、高尾(八王子JCT)経由の中央道で帰ることに。時に16:50だった。たぶん正解で、圏央道、中央道共に順調に車は流れ、家に着いたのは18:20頃。ずいぶん遠回りをした割には早く帰宅できた。事故渋滞に突っ込めばようやく練馬を出て笹目通りの信号待ちぐらいだろうから、30分ぐらい早くなったかもしれない。もっとも、その分高速の通行量は首都高分の追加出費もあり、2000円ぐらい高くなった。
と前置きが長くなったが、テレビでのコロナニュースでは、日本の新規感染者の減少を毎日残念そうに報じている。こんな状況でワクチン接種というと、いささかマヌケ感が漂うのは禁じえないものの、接種の動機は感染予防ではなく重症化の予防。ということでひさしぶりにコロナの感染状況を鑑賞。
新聞テレビのHPで、日本の感染状況が一目でわかる表示をしているところはないので(全部調べたわけではないけれど)、厚生労働省のHPの資料を拝借。厚生労働省のコロナ特設ページ、昨年は感染が蔓延しているにもかかわらず感染者数の数字だけを毎日更新するという、出来の悪い小学生並みのレベルであったが、昨年後半から図示するようになった。今回アクセスすると、デザインも一新、まるでJH大のページのような図になっていた。多少は他のページを見て工夫しようという気になったらしい。
さて日本の状況、第五波の巨大の感染のピークが急激に収束し、インフルエンザの感染者の推移と全くの相似形を描いていることがわかる。まずはご同慶の限り。

では、世界はどうなっているか?
とりあえずWHOの感染者週報を拝見。10月3日付のデータであるからほぼ最新。欧米での社会的規制緩和の画像がテレビで頻繁に放映されていることもあって、世界的に感染者数も収束しているのか思っていたが、実際はそうでもないようだ。世界全体で見ると収束過程にあるとはいえ、前二回の波の谷底よりもまだ多い。レベルとしては約一年前と同じ水準。去年の10月はどんな騒ぎであったか比較するのは有意義な事とは思うものの面倒なのでスルー。

上図で大陸別の内訳も示されているのだがよくわからないので、いつもの札幌医大のHPへ。このページの特徴は単位人口当たりにノーマライズしてあるので、国の大きさ、すなわち人口の影響が全くなく、感染率の実態が正確にわかること。国別だと煩雑なのでこれも大陸別+日本の感染率推移を昨年初めから示した。
驚くべきことに、ワクチン接種を自慢していたヨーロッパの様相は日本とは全く異なり、平均感染率はプラトーを形成しての高位安定、南北アメリカ平均も減少傾向にあるとはいえ高位安定で絶対値としてはヨーロッパ平均と変わらないレベル。
一方、毎度のことで食傷気味だがアフリカは、ワクチン接種の進捗が進まずワクチン格差だと騒ぐ専門家が跡を絶たないなか、超低位安定で、日本もデルタ株の収束が収まり感染者レベルとしてはアフリカ並になってきた。

グラフではなんだかわからない人のためにはこちら。10月4日のスナップショットであるが、ヨーロッパや南北アメリカの新規感染者数は、現在も日本、アフリカの14-18倍という水準にある。欧米の一部では接種パスポート云々ということで行動が緩和になっているそうだが、平均的には日本のピーク時並みかそれ以上の国も多数あるあるはず。世界の感染状況を一言で言えば、この一年間大きな情勢の変化はないというのが科学的な見解かと思われる。

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