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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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オーディオシステムの再生

今日は一日がかりの作業の予定、そんな日にふさわしい時雨模様の朝、秋とはいえ気圧配置は冬型だ。簡単な朝食を終え庭の散歩。雨に濡れてすっかり秋深しの気分。サラシナショウマの白だけが鮮やか。
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もってのほかと茗荷畑。
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10時ごろから作業に入った。昨日インストールと書いたが、実は購入したオーディオシステムのを繋ぐだけという簡単な作業ではない。これまでは山水のスピーカーをそのまま使用したが、新たなスピーカーを古いスピーカーの上に載せるのが嫌だったので、山水のスピーカー部分の中身を全て取り出し、箱の中にKEFのスピーカーを入れる計画だった。

まず、スピーカー部分の解体から。実は以前に同じアイデアで、まずスピーカー部分の解体を試みたのだが、50年前のものとあって裏ブタのネジがびくともしなかったので諦めた経験がある。今回は最悪のこぎりで切りだす覚悟だった。改めてネジに挑戦すると、途中で折れたネジが2本、ネジ山が潰れたものが一本。なんとか開きそうなのだが、すんなりと開かない。仕方なく穴を開け、無理矢理引っ張っることに。
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その結果判明したことだが、真ん中にも柱があってそこもネジで留められていた。右の裏ブタの真ん中のえぐられたような跡が力技で破壊された部分。
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スピーカー箱の内部。なんか外科医が手術で体を切り開き内臓を覗いたような気分。次はスピーカーの取り外し。
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これはネジを外すだけなので比較的容易だった。取り出した当時最新だった3ウェイスピーカー。回路の基盤が昭和を彷彿とさせるちゃちなモノだった。
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次の、そして最大の難関と想定していたのが、スピーカーを取り付けている板の切除。当然ながらスピーカー版はがっちりと本体に固定されて取り付けられていた。仕方がないから、新スピーカーの部分だけ何とかして板を切り取るかと思った時に、天啓が。KEFのスピーカー、ウーファーとツイッターが一体になっている。しかも本体が小さい。もしかしてウーファーの位置と大きさで十分かもしれないと気がついた。やってみるとぴったり、まさに神の恩寵。
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この時点でお昼すぎ、簡単に済ませてもう一つのスピーカーも解体し、スピーカーを入れ、CDプレーヤーとアンプを接続して夕方には完成した。
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早速、バッハの無伴奏バイオリンソナタをかけてみた。凄い。まるでバイオリンの絃のこすれる音まで聞こえてきそうな鮮明な音。かつボリュームを上げても音に不快感が全くない。次に手持ちの中で最新のCDである須川展也のサックスによる無伴奏バイオリンパルティータ第2番、前のシステムでも十分素晴らしかったが、改めてアルマンドが始まると涙が出そうな桁外れの演奏であると知った。須川展也のサックスについては去年記事にしている→こちら

わずか2枚聴いただけだが、これまでの時間はなんだったのかと思うような桁外れの音だった。当初の予算というかイメージしていた予算の3倍の価格とはいうものの、所詮オーディオマニアではないので価格レベルはしれている。お金とはこのように使うもんだととても納得。ちなみに今回のシステムを記しておく。
スピーカー:英国 GP Acoustics社、KEF Q150
アンプ:英国Cambridge Audio社、AXA35
CDプレイヤー:同上、AXC35
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