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2022.02/22 [Tue]
崖っぷちの日本のスケッチ
数日前にブログのマクラとして「崖っぷちの日本」に触れた。何を言っているかよくわからないと思うので、とりあえずわかりやすい日本を取り巻く現状を日経新聞の記事でコラージュしておく。詳しいことやだからどうした?、どうすればいいの?という話は追って書くことになるだろうが、その基礎知識のようなもの。
まず今日の新聞から。見出しの通りで金と原油の価格が高騰を続けている。足許のウクライナ情勢を反映している部分が大きいが、背景には世界のインフレ懸念や世界の原油供給能力の低下という現実がある。

金や原油だけでなく、世界中のあらゆる商品が値上がりしている。アメリカやヨーロッパでは消費者物価目に見えて顕著。

多くの物資や食料を輸入に頼り、また長年の円高で海外に生産拠点を移した製造業が多いことから、日本の貿易収支は基本的に赤字。それもあって円の購買力は50年ぶりの低さ。

国内に目を向けると、毎年巨額の予算が組まれるものの、膨れゆく社会保障費と国債費のため、国内のインフラ整備が遅れ、道路、トンネル、橋や堤防などの老朽化が確実に進んでいる。

というのが、目に見えやすい日本の崖っぷちの背景。しかし、これらは表面的な問題でもっと破壊的なリスクを日本は抱えている。国会でモリカケ問題とか桜の話をしている場合ではないはずなのだが、少なからぬ国民(もしくは野党)にとってはその方が重要というのだから自業自得。
まず今日の新聞から。見出しの通りで金と原油の価格が高騰を続けている。足許のウクライナ情勢を反映している部分が大きいが、背景には世界のインフレ懸念や世界の原油供給能力の低下という現実がある。

金や原油だけでなく、世界中のあらゆる商品が値上がりしている。アメリカやヨーロッパでは消費者物価目に見えて顕著。

多くの物資や食料を輸入に頼り、また長年の円高で海外に生産拠点を移した製造業が多いことから、日本の貿易収支は基本的に赤字。それもあって円の購買力は50年ぶりの低さ。

国内に目を向けると、毎年巨額の予算が組まれるものの、膨れゆく社会保障費と国債費のため、国内のインフラ整備が遅れ、道路、トンネル、橋や堤防などの老朽化が確実に進んでいる。

というのが、目に見えやすい日本の崖っぷちの背景。しかし、これらは表面的な問題でもっと破壊的なリスクを日本は抱えている。国会でモリカケ問題とか桜の話をしている場合ではないはずなのだが、少なからぬ国民(もしくは野党)にとってはその方が重要というのだから自業自得。
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