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2022.03/07 [Mon]
浮浪寒気
急に暖かくなったので後は雪解けを待つばかりと思っていたら、急に大雪になっていた。今朝の気象庁の積雪ランキングによれば、積雪深の現在値は7位だったが、部門別の時間積雪量の4部門で群馬県藤原が1位に輝いていた。

昨日今日と冬型の気圧配置になることは知っていたが、大きな寒気団が南下しているわけではないし、降っても20-30センチぐらいかと思っていた。

原因は上空5000メートル付近の寒気、数値予報天気図を見ると浮浪雲のような寒気の小さな塊が東北地方を通過していた。まさに浮浪雲寒気。図は6日12時時点の予想図。規模は小さくても気温はマイナス36度なので一時的に大雪となる要素はそろっていた。

この間の6日11時から今朝の7日6時までのアメダスの毎時の降水量=降雪量。間断なく雪が降り続いている。左の赤の矢印が上の高層天気図の時間。

下の高層天気図は6時間後の7日0時のもので上の右の赤の矢印に対応している。浮浪寒気団は足早に東方に抜け、本州上空に雪雲はないのだが、実際には今朝の6時まで雪は降り続けた。この高層天気図を見て雪の天気予報を出す気象予報士はいないだろう。もしくは試験に出て雪と予想したら試験に落ちる。

いずれにせよ、60センチを超える新雪が降ったので週末、雪下ろしに出かけようかと思案中。

昨日今日と冬型の気圧配置になることは知っていたが、大きな寒気団が南下しているわけではないし、降っても20-30センチぐらいかと思っていた。

原因は上空5000メートル付近の寒気、数値予報天気図を見ると浮浪雲のような寒気の小さな塊が東北地方を通過していた。まさに浮浪雲寒気。図は6日12時時点の予想図。規模は小さくても気温はマイナス36度なので一時的に大雪となる要素はそろっていた。

この間の6日11時から今朝の7日6時までのアメダスの毎時の降水量=降雪量。間断なく雪が降り続いている。左の赤の矢印が上の高層天気図の時間。

下の高層天気図は6時間後の7日0時のもので上の右の赤の矢印に対応している。浮浪寒気団は足早に東方に抜け、本州上空に雪雲はないのだが、実際には今朝の6時まで雪は降り続けた。この高層天気図を見て雪の天気予報を出す気象予報士はいないだろう。もしくは試験に出て雪と予想したら試験に落ちる。

いずれにせよ、60センチを超える新雪が降ったので週末、雪下ろしに出かけようかと思案中。
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