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2022.05/12 [Thu]
XXXXXX教の呪縛からの解放
朝刊を開くとこんな記事が。
5月12日日経新聞朝刊
松野博一官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止対策のマスク着用について「人との距離が十分とれれば、屋外では必ずしも必要ではない」との認識を示した。気温や湿度が上がれば、マスク着用で熱中症のリスクが高くなると説明した。マスクを含めて今後の感染対策は、感染状況や専門家の意見を踏まえて検討する考えも示した。
コロナ対策をめぐり厚生労働省に助言する専門家組織で座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長も11日の会見で「屋外であまり人のいない場所を歩くときはマスクを取って新鮮な空気を吸うことが重要だ」と述べた。
何を今更感がたっぷり。屋外でマスクの着用に全く意味がないことは最初から分かっていたこと、新宿御苑が感染防止のために閉鎖されたことがあったが、狂気の沙汰と思っていた。自慢するわけではないがこれまで屋外でマスクを着用したことはないし、2年以上前から書き始めた数多の新型コロナ関連記事の最初は、3月初めに書いたマスクの効用についてだった。内容は無論感染防止効果には全く役に立たないことの証明→こちら。
熱中症との関連についても2年前の5月に記事を書いていて、、「『マスクをしてジョギングをすると熱中症のおそれがあります』などと真面目な声で話されると、狂気の世界に紛れ込んでしまったような哀しみを覚える。」との感想を記している→こちら。
思い返すまでもなくわが人生、何か重要な問題について何か述べても、世の中より数年早いことばかりだった。世のため、人のために言っているのだがその時に理解できる人はほとんどなく、ある社長から退任する時に「XX君、あの時は悪かったな」とか、「XXさんの言うことは5年経たないとわかりませんね」などと言われたりもした。だからといって個人的に不都合があるわけではないので、新型コロナと同じで不都合はない。
さて、官房長官の談話に関し、感染の実態を照らし合わせてみる。下図は感染者数の推移に現在、一年前、二年前の感染者数(NHKの新型コロナ特設ページから)を重ね合わせたものである。オミクロン株の流行する今年の初めまで日々感染者の動向に右往左往する新聞テレビ、そして世の中を横目で見てきたが、感染者数は二年前の300倍、一年前の6倍というのが現在の感染状況である。
かつ、オミクロン株の感染力はそれ以前の新型コロナウイルスより強く、マスクが感染防止に有効でありかつ感染防止を徹底するならマスク不要という判断はありえない。言い換えれば、マスクの感染防止効果はないことを認めたわけで、これまでの2年間は何のためだったのか、専門家や都知事、マスコミ関係者を呼びつけてぜひご意見を伺いたいぐらい。

上の図をより分かりやすく図で示したのが下図。新聞記事にはこんな記述もあった。専門家やテレビ新聞がいかに恥知らずな人種であるかを彷彿とさせてくれるような発言。
東京都医師会の尾崎治夫会長も10日の会見で、屋外でのマスク着用は「感染リスクが低いため見直してもよいのでは」と発言していた。

今日は市ヶ谷に校正作業のため出向いたが、街ではほとんどの人がマスクを付けていた。官房長官の言葉が無視されたのか知らないのかわからない。
やはりほぼ2年前の6月に「イワシの頭」という記事を書いた。イワシの頭を信じるのは自由だが、まさか国民の99%以上が信じるとはその時は思わなかった。狂信的という意味合いではオウム真理教と論理的には同じ。今回の官房長官の談話で、国民がオウム真理教の呪縛から解放されるとしたら、遅ればせながらではあるが喜ばしいことである。その記事が→こちら。
5月12日日経新聞朝刊

松野博一官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止対策のマスク着用について「人との距離が十分とれれば、屋外では必ずしも必要ではない」との認識を示した。気温や湿度が上がれば、マスク着用で熱中症のリスクが高くなると説明した。マスクを含めて今後の感染対策は、感染状況や専門家の意見を踏まえて検討する考えも示した。
コロナ対策をめぐり厚生労働省に助言する専門家組織で座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長も11日の会見で「屋外であまり人のいない場所を歩くときはマスクを取って新鮮な空気を吸うことが重要だ」と述べた。
何を今更感がたっぷり。屋外でマスクの着用に全く意味がないことは最初から分かっていたこと、新宿御苑が感染防止のために閉鎖されたことがあったが、狂気の沙汰と思っていた。自慢するわけではないがこれまで屋外でマスクを着用したことはないし、2年以上前から書き始めた数多の新型コロナ関連記事の最初は、3月初めに書いたマスクの効用についてだった。内容は無論感染防止効果には全く役に立たないことの証明→こちら。
熱中症との関連についても2年前の5月に記事を書いていて、、「『マスクをしてジョギングをすると熱中症のおそれがあります』などと真面目な声で話されると、狂気の世界に紛れ込んでしまったような哀しみを覚える。」との感想を記している→こちら。
思い返すまでもなくわが人生、何か重要な問題について何か述べても、世の中より数年早いことばかりだった。世のため、人のために言っているのだがその時に理解できる人はほとんどなく、ある社長から退任する時に「XX君、あの時は悪かったな」とか、「XXさんの言うことは5年経たないとわかりませんね」などと言われたりもした。だからといって個人的に不都合があるわけではないので、新型コロナと同じで不都合はない。
さて、官房長官の談話に関し、感染の実態を照らし合わせてみる。下図は感染者数の推移に現在、一年前、二年前の感染者数(NHKの新型コロナ特設ページから)を重ね合わせたものである。オミクロン株の流行する今年の初めまで日々感染者の動向に右往左往する新聞テレビ、そして世の中を横目で見てきたが、感染者数は二年前の300倍、一年前の6倍というのが現在の感染状況である。
かつ、オミクロン株の感染力はそれ以前の新型コロナウイルスより強く、マスクが感染防止に有効でありかつ感染防止を徹底するならマスク不要という判断はありえない。言い換えれば、マスクの感染防止効果はないことを認めたわけで、これまでの2年間は何のためだったのか、専門家や都知事、マスコミ関係者を呼びつけてぜひご意見を伺いたいぐらい。

上の図をより分かりやすく図で示したのが下図。新聞記事にはこんな記述もあった。専門家やテレビ新聞がいかに恥知らずな人種であるかを彷彿とさせてくれるような発言。
東京都医師会の尾崎治夫会長も10日の会見で、屋外でのマスク着用は「感染リスクが低いため見直してもよいのでは」と発言していた。

今日は市ヶ谷に校正作業のため出向いたが、街ではほとんどの人がマスクを付けていた。官房長官の言葉が無視されたのか知らないのかわからない。
やはりほぼ2年前の6月に「イワシの頭」という記事を書いた。イワシの頭を信じるのは自由だが、まさか国民の99%以上が信じるとはその時は思わなかった。狂信的という意味合いではオウム真理教と論理的には同じ。今回の官房長官の談話で、国民がオウム真理教の呪縛から解放されるとしたら、遅ればせながらではあるが喜ばしいことである。その記事が→こちら。
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