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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ゆでガエルと帰る雁

政府は7日、新たな経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)と、成長戦略を盛り込んだ「新しい資本主義」の実行計画を閣議決定した。

ということで、各紙それぞれ開設とコメントを記していると思うが、日経新聞では論説委員長の藤井彰夫氏が「言葉遊びより改革断行を」と題する辛口のコメントを一面に掲載していた。ここでは内容については述べない。が、記事の結びにこう述べていたのが目を引いた。

皆がぬるま湯につかり忍び寄る危機に対処できない「ゆでガエル」にならないか心配だ。

「ゆでガエル」というのは、「カエルを熱湯の中に入れるとすぐに飛び跳ねて逃げ出すが、水から徐々に温度を上げていくと水温の上昇を気づかず茹でられ死んでしまう」という話。ゆっくりと進む環境変化や危機に対してボーッと生きていると、気が付いた時には手遅れになるということを表している。
20220608ゆでがえる

政治の話は、政府が悪いとか馬鹿だチョンだといろいろ感想を述べたところで所詮コントロールできないので、いわば何が決まってもどうしようもない。だから自分の身は自分で守るしかない。現在の顕在化している身のまわりの危機が円安とそれに伴う物価高。

日々円安が更新している現状で、油価も高騰中ということにたいていの人は気づいているだろうが、まだ口で不満を言うか言わないかというレベルなのでさほど深刻な状況ではない。お湯で言えば30度台でカエルがなんだか水が温かくなっと思う程度である。

このまま円安も諸々の専門家やXXストの方々がおっしゃるようなレベル、例えば極端な人でも140円未満であればいいがそれを超える可能性も少なくない、というか大きい(個人的見解です)。さらにその先は・・・。正月のブログに書いたが、大企業トップの方々20名の今年の円の最安値の予想は117円以下が19人で120円が1名だったようにボーッと生きてる人の言うことを信じるとひどい目に合うのは現実。

現在進行中の円安を見ていると、まさに多くの国民がゆでガエル状態のあるように思えてならない。

背景についてはこれまで縷々書いてきたので繰り返さないが、新たな、しかもパワフルな円安要因がさらに存在することに気付いた。キャピタルフライト(資本逃避)である。実際この2年ぐらいでドル建ての投資信託へ急激に金融資産が移動している。目の前の危機に対して行動をとっている人も少なからずいるのである。
20220430ドル資産

日本の家計の金融資産は2000兆円ほどあるそうだ。今後円安傾向が顕著に見えるようになった時、このうち1割でも、すなわち200兆円、が円売りドル買いに走れば、強力な円安要因になり、外的要因ではなく強力な内的要因により円安スパイラルに陥る可能性は高い。問題は、円をそれでも買ってくれる人がいるうちはいいが、売り手と買い手のバランスが大きく崩れれば悲惨などという形容詞では済まない状況になる。

まるで雁が帰るように円が日本を捨てて飛び立ってゆくよう。

ゆでガエルになるか、雁になるか。政府は何もしてくれない、もしくはできないので、その時に泣き言をいっても全ては自己責任。というリスクを頭に入れて置き、ゆでガエルにならないようにするのが賢いキリギリス的生き方。現在の日本で一番重要な問題は大谷の成績ではない。
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