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2022.08/23 [Tue]
北陸へ(5)福井周遊
8月11日木曜日の5日目。この日は一日福井観光。50年ぐらい前に永平寺と東尋坊を訪れたことがあるが、記憶の澱程度しかないのですべて新鮮だった。
九頭竜の宿の朝のレストランからの眺め。九頭竜スキー場に隣接した宿だった。チェックアウトするも福井県は能登の市のような割引はなかった。

せっかくなので少々山奥に入り、九頭竜ダムへ。50年以上前の1968年竣工で、貯水量は日本で5位とか6位というロックフィルダム。立派なパンフレットも用意してあって、国土交通省の管理下にある。日本有数のダムの一つであるが僻地とあって旗日というのに観光客はほとんどいない。八木沢ダムに続いて2枚目のダムカードもゲット。

ダムの入り口広場と長野発電所(誤字ではない)。広場の右手に無人の資料館がある。

50年もののロックフィルダム。おなじロックフィルダムでも1990年に完成した30年ものの奈良俣ダムとは雰囲気がまるで異なる。

ダムの上は水たまりができるような砂利道。

やっぱり来て良かったなという余韻を胸に山を下る。国道158号線を下る途中にある道の駅「九頭竜」。来るとき、妻が「恐竜がいた」というので立ち寄った。この親子のティラノサウルス、恐竜博物館みたいに動く。

平野部に下り大野市の越前大野城へ。「るるぶ」では天空の城として雲海に浮かぶ城の画像が紹介されているが、年に一度あるかないかの現象と思われるので、期待は一切なく単に城巡りの一環。この城は1968年に再建されたもので現存12天守とは格が違うが、城は城。
天空の城になるぐらいだから山城。西駐車場に車を付け、急で長い石段を登っていく。とはいっても大した高度差ではなくやがて山門が。

山門をくぐれば城が威容をもって現れる。

が、正面から見れば金森長近という信長の家臣が築いた城とかでそれほど大きなものではない。天守から九頭竜方面を俯瞰。大野市、良く知らないが市というだけにそこそこの規模の町のようだ。朝倉義景の墓所も近くにあるようだがパスした。

続いて平泉(へいせん)寺白山神社。1300年前に開かれた白山信仰の拠点寺院で、明治になって神仏分離令により現在の名前になったそうだ。国史跡という格付けで、「るるぶ」でも1ページ丸ごと使っての扱い。見出しの副題は「苔むす境内に蘇る中世の姿」。4つの日本百景に選定されているという。
「歴史の道百選」にランクインした参道、1キロと長い緑の道が続く。下図は入口。



ようやく見てきた拝殿。大きな木造の建物で全面、扉が閉まっている。

その背後が本社。

右手の奥には三宮があり安産の神様とか。

永平寺に向かう道の左手に表れる「城」。恐竜博物館に向かう時に目にしていて、助手席の妻に「これ,何城?」と尋ねた、こんなところに城はないはずだったから。
答は「勝山城博物館」、城ではないが、モノとしては再建された城と同じだから小田原城のようなものだろう、違いは歴史の裏付けがあるかないかだけ。城壁の彫り物風の竜が見事だが、入る価値なしとして素通りした。

この城の名前をこの画像だけで当てたら百万円、クラスの城、と先日書いたのは城ではないから。普通の城ファンは知らないだろう。

この日のメインの一つがは永平寺。50年前に来ているはずだが映像の記憶が全く消えている。永平寺に続く道に入るとすごい人、至る所に駐車場がひしめいている。とりあえず通用門から中へ。

以下説明を記すほどのこともないので雰囲気だけ。

この辺から本堂の建物群。山の傾斜地に立地しており長い階段で法堂へ向かう。

法堂内部。曹洞宗であるが意外ときらびやか。

法堂の縁側。こんな環境で禅の修行ができるのかわからない。

最後が一乗谷。南北に流れる一乗谷川を挟んで「復元街並」と「朝倉氏遺構」に分かれている。NHKの大河ドラマでユースケ・サンタマリア演ずる朝倉義景が印象的だった。駐車場は復元町並側にある。朝倉氏の居城でなんとなく山中にあると思っていたが福井市中から20分ほどの福井市内にあり、確かに谷ではあるが深い谷ではない。
駐車場付近から見た南側(左)と北側(右)。

「復元街並」


通りの脇道の飾り。地味な町並の中でけっこう印象的。

川の東側の「朝倉氏遺構」の象徴「唐門」。復元された唯一の遺構。

朝倉義景屋敷跡。実は復元町並も復元作業が進捗中で、しばらくすると大きなテーマパークに変貌するかもしれない。

今晩の宿は「ホテルフジタ福井」。今日の走行距離は100キロほどと余裕だったがその分歩く時間も多くてちょっとお疲れ。夕食は駅の近くのシティホテルなので今回の旅で唯一の居酒屋で。写真はその一品で、福井の地酒飲み比べセットとハタハタの塩焼き。飲み比べの銘柄は「梵」、「黒龍」、「早瀬浦」の純米吟醸で1280円、「早瀬浦」は初めてだったがまあまあの出来で、超お飲み得だった。

食事はこのマグロの太巻き。これを食べたいがために酒の肴を控えた。右はこの店のおすすめ地酒。福井といえば「梵」と「黒龍」だがほかにも4種類。「早瀬浦」は上記の飲み比べで、「一本義」は九頭竜の宿でいただいたが、両横綱には勝てない。

九頭竜の宿の朝のレストランからの眺め。九頭竜スキー場に隣接した宿だった。チェックアウトするも福井県は能登の市のような割引はなかった。

せっかくなので少々山奥に入り、九頭竜ダムへ。50年以上前の1968年竣工で、貯水量は日本で5位とか6位というロックフィルダム。立派なパンフレットも用意してあって、国土交通省の管理下にある。日本有数のダムの一つであるが僻地とあって旗日というのに観光客はほとんどいない。八木沢ダムに続いて2枚目のダムカードもゲット。

ダムの入り口広場と長野発電所(誤字ではない)。広場の右手に無人の資料館がある。


50年もののロックフィルダム。おなじロックフィルダムでも1990年に完成した30年ものの奈良俣ダムとは雰囲気がまるで異なる。

ダムの上は水たまりができるような砂利道。

やっぱり来て良かったなという余韻を胸に山を下る。国道158号線を下る途中にある道の駅「九頭竜」。来るとき、妻が「恐竜がいた」というので立ち寄った。この親子のティラノサウルス、恐竜博物館みたいに動く。

平野部に下り大野市の越前大野城へ。「るるぶ」では天空の城として雲海に浮かぶ城の画像が紹介されているが、年に一度あるかないかの現象と思われるので、期待は一切なく単に城巡りの一環。この城は1968年に再建されたもので現存12天守とは格が違うが、城は城。
天空の城になるぐらいだから山城。西駐車場に車を付け、急で長い石段を登っていく。とはいっても大した高度差ではなくやがて山門が。


山門をくぐれば城が威容をもって現れる。

が、正面から見れば金森長近という信長の家臣が築いた城とかでそれほど大きなものではない。天守から九頭竜方面を俯瞰。大野市、良く知らないが市というだけにそこそこの規模の町のようだ。朝倉義景の墓所も近くにあるようだがパスした。


続いて平泉(へいせん)寺白山神社。1300年前に開かれた白山信仰の拠点寺院で、明治になって神仏分離令により現在の名前になったそうだ。国史跡という格付けで、「るるぶ」でも1ページ丸ごと使っての扱い。見出しの副題は「苔むす境内に蘇る中世の姿」。4つの日本百景に選定されているという。
「歴史の道百選」にランクインした参道、1キロと長い緑の道が続く。下図は入口。



ようやく見てきた拝殿。大きな木造の建物で全面、扉が閉まっている。

その背後が本社。

右手の奥には三宮があり安産の神様とか。

永平寺に向かう道の左手に表れる「城」。恐竜博物館に向かう時に目にしていて、助手席の妻に「これ,何城?」と尋ねた、こんなところに城はないはずだったから。

答は「勝山城博物館」、城ではないが、モノとしては再建された城と同じだから小田原城のようなものだろう、違いは歴史の裏付けがあるかないかだけ。城壁の彫り物風の竜が見事だが、入る価値なしとして素通りした。


この城の名前をこの画像だけで当てたら百万円、クラスの城、と先日書いたのは城ではないから。普通の城ファンは知らないだろう。

この日のメインの一つがは永平寺。50年前に来ているはずだが映像の記憶が全く消えている。永平寺に続く道に入るとすごい人、至る所に駐車場がひしめいている。とりあえず通用門から中へ。

以下説明を記すほどのこともないので雰囲気だけ。


この辺から本堂の建物群。山の傾斜地に立地しており長い階段で法堂へ向かう。


法堂内部。曹洞宗であるが意外ときらびやか。

法堂の縁側。こんな環境で禅の修行ができるのかわからない。

最後が一乗谷。南北に流れる一乗谷川を挟んで「復元街並」と「朝倉氏遺構」に分かれている。NHKの大河ドラマでユースケ・サンタマリア演ずる朝倉義景が印象的だった。駐車場は復元町並側にある。朝倉氏の居城でなんとなく山中にあると思っていたが福井市中から20分ほどの福井市内にあり、確かに谷ではあるが深い谷ではない。
駐車場付近から見た南側(左)と北側(右)。


「復元街並」


通りの脇道の飾り。地味な町並の中でけっこう印象的。


川の東側の「朝倉氏遺構」の象徴「唐門」。復元された唯一の遺構。

朝倉義景屋敷跡。実は復元町並も復元作業が進捗中で、しばらくすると大きなテーマパークに変貌するかもしれない。

今晩の宿は「ホテルフジタ福井」。今日の走行距離は100キロほどと余裕だったがその分歩く時間も多くてちょっとお疲れ。夕食は駅の近くのシティホテルなので今回の旅で唯一の居酒屋で。写真はその一品で、福井の地酒飲み比べセットとハタハタの塩焼き。飲み比べの銘柄は「梵」、「黒龍」、「早瀬浦」の純米吟醸で1280円、「早瀬浦」は初めてだったがまあまあの出来で、超お飲み得だった。

食事はこのマグロの太巻き。これを食べたいがために酒の肴を控えた。右はこの店のおすすめ地酒。福井といえば「梵」と「黒龍」だがほかにも4種類。「早瀬浦」は上記の飲み比べで、「一本義」は九頭竜の宿でいただいたが、両横綱には勝てない。


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