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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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10日間天気予報の精度

8月4日のブログにこんなことを書いた。

7日から北陸をしばらく周遊する予定なので、天気が気になるので今月に入り気象情報を注視していた。その一つが中期、すなわち一週間先の天気予報。そんなもの、当たるわけはないというか意味がないのは知っている。逆に当たるわけがないということは外れる可能性が大きいということを意味する。よって一週間先が雨の予報だったら雨が降らない可能性の方が大きいので、安心して計画することができるというのが正しい中期予報の使い方。


そんなわけで旅行期間はずーと雨の予報の出た8月1日は、やったーと大喜びした訳だが、さて実際の天気はどうだったのか?個人的な興味もさることながら、中期的な天気予報の精度を科学的に検証した貴重なデータでもあるわけで、気象庁をはじめテレビや気象予報会社の気象予報士のお姉さん、おじさんにとっては必見の記事、のはず。

結果の前に「晴れ」の定義。つまらないこと書くな、と𠮟られそうだがほとんどの人はチコちゃんに「ねえねえ、晴れってなあに?」と聞かれても答えられないのではないかと思う。気象庁HPに「天気とその変化に関する用語」なるページがあり、「説明」として定義のようなものがあった。

・晴れ: 全雲量が2以上8以下の状態。
・快晴: 全雲量が1以下の状態(予報文には用いない。)


なるほど、雲が空の8割以下であれば「晴れ」のようだから、少々雲が多くて日が差さなくても「晴れ」。では「曇り」はというと

・曇り: 全雲量が9以上であって、見かけ上、中・下層の雲が上層の雲より多く、降水現象がない状態。

一方「雨」はない。時間雨量が10ミリ以上になると「やや強い雨」から「猛烈な雨」までに分類されているので、多分時間雨量が1ミリ以上の時間帯があれば「雨」なのだろう。

という基礎知識をもとに8日間の中期予報と実際の天気の比較図。予報が金沢市のアメダスなので正確な比較にはならないが、それでも日本全土から見れば狭いエリアなので日単位で見る限り大勢に影響はないだろう。

20220814金沢天気予報・実績

赤枠が予実検討対象日の8日間。中期予報ではすべて雨か曇りで、観光には残念の日々が続く予報だったが、実際は曇りが2日あっただけであとはピカピカの晴れ。おかげで真っ黒になってしまった。

先日書いた「一週間先が雨の予報だったら雨が降らない可能性の方が大きい」ことが見事に証明されたわけだ。めでたしめでたし。

テレビの気象情報のお姉さんやおじさんは、それでも一週間先の天気を真面目な顔をして説明している。恥ずかしくないのかな。
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