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2022.09/04 [Sun]
「評決」再演
碁会で一緒の宮本さんからの案内状をいただき、劇団昴の「評決」を観に六本木の俳優座へ行ってきた。2018年の池袋での本邦初演に続く再演である。演出も訳も主演も同じであったが、観たのが4年前とあって記憶に薄く、劇の冒頭から最後まで舞台に惹きつけられた2時間半であった。今回目に付いたのが演出と脇役陣の質の高さ。
前回の感想文としてこんなことを書いていたが、今回はいただいた手紙に「脚本を練り直し」とあるから前回よりも劇の質は向上していたのだろう。大道具もシンプル化され、場面変化を舞台の暗転で演出、役者に視線を集中させる演出も効果的だった。
役者も大道具も演出も素晴らしかったが、今回の脚本も素晴らしく、病院の嘘を暴くまでのスリリングな展開と「法廷の真実」といういかにもアメリカらしい主旋律がうまく調和して余韻たっぷりの作品だった。
今回(左)と前回(右)のフライヤー。
前回の感想文としてこんなことを書いていたが、今回はいただいた手紙に「脚本を練り直し」とあるから前回よりも劇の質は向上していたのだろう。大道具もシンプル化され、場面変化を舞台の暗転で演出、役者に視線を集中させる演出も効果的だった。
役者も大道具も演出も素晴らしかったが、今回の脚本も素晴らしく、病院の嘘を暴くまでのスリリングな展開と「法廷の真実」といういかにもアメリカらしい主旋律がうまく調和して余韻たっぷりの作品だった。
今回(左)と前回(右)のフライヤー。


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