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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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エコーとCT

今日は昨日に続き新宿三井ビルクリニックでのエコー検査、昨日までの検査で得られた情報は血液検査の一部だけで、実は体のどの部位で何が起きているかはわかっていない。それを目に見える形で確認するのがエコーで、超音波検査ともいう。検査のメカニズム、実は石油やガスの探鉱活動において、地下構造を把握するのにつかわれる地震探査と全く同じなのだが、明らかに蛇足なのでパス。

実は今日の深夜、体の左側の背中から腹部にかけてまた当初の重苦しさ、鈍痛ともちょっと違うのだが、を覚えて目が覚めた。最初、ベッドが柔らかくて腰がつらくなったのかと思い、体位を変えたり床で寝たりしたが全く改善は見られず、最終的に家にあった痛み止めのテープを貼ったら多少は苦しさが減少した。実は父も母も死因は膵臓癌。特に父が癌と診断される前に背中を痛がっていた記憶があるので、半分覚悟。妻も「いやな感じ」との言葉を禁じ得なかった。

9時半の予約だったが検査開始は15分ほど遅れた。担当の検査技師はいかにもベテランの雰囲気のあるおばさん。体位ごとに「息を吸って、止めて」を繰り返すが、息を止めている間の測定器の動きや静止しての画像撮影の瞬間に、いかにもそこだよな(エコー検査は全く知らないが)という確信の一枚といった気が漂ってくる。

エコー画像を撮り終えて、今日は足立医師の診断。カルテを見ておられるが、まず1分ほどで昨日までの経緯と今朝の様子を報告した。多数の画像から得られた結論は水腎症。何らかの理由で腎臓から膀胱へつながる尿管が詰まり、尿が腎盂部の空間を押し広げるという症状だそうだ。尿中の血液や痛みの発生部位や発生状況もそれですべて説明がつくという。示された腎臓部のエコー画像では確かに左の腎盂部が右に較べて広がっていた。そういえば、ここ20年間以上、左の腎臓に石灰化が見られるというので要観察状態が続いていたから、その一部ということはありうる。

さらに膵臓や膀胱にはなんら異常はなく、最悪の事態は避けられたようで気分は晴れ晴れ。

ただ、尿管閉塞の原因は、エコーでは解像度が低くわからない。「ではCTを撮りましょうか」と軽く言って、電話で撮影をアレンジしてくれた。CT画像では石は白く出るのではっきり同定できるので対処方針を決定することができる。

CT画像の撮影は痛くも痒くもない上、あっという間。その画像でも腎臓の空白部の拡張が見られ、水腎症は確定。ただ、尿管を追うも、石灰化したものの跡は見えず、尿管が一部膨らんでいるのがわかる程度。これでは措置を決定できないので、泌尿器科の専門医に診てもらうべく他の病院へ電話してくれた。「早い方がいいですよね」と今日の午後の診察を目指したが、いずれもオペ中。結局明日、先日緊急搬送された東京山手MCで診てもらうことになった。

快癒までまだまだ長引きそう。
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