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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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暴風域の暴風の現実

上陸直前まで910hPaの中心気圧を維持していた台風14号も、予想通り(筆者の予想です)暴風による大きな被害をもたらすこともなく勢力が衰え、中国地方沿岸を東北東に進んでいる。前回の台風11号の時に暴風の実態を検証したが、今回は史上最大級の台風であったので、改めて世の中の暴風に対する予報と暴風の現実を検証する。

台風14号は18日19時頃に鹿児島市に上陸、上陸時の中心気圧は935hPa、過去4位で2000年以降最も低い気圧だった。ということで、九州ではこれまでに経験したことのないような暴風や高波、高潮になるおそれがあります。また、記録的な大雨となるおそれもあります。最大級の警戒をしてください。

その日の深夜のNHKのHPから。九州全体が暴風圏に包まれこれだけ見ると深刻な危機が差し迫っている緊迫感でいっぱい。
20220918NHK暴風圏

この時点の台風の実況。
202220918実況

ここで改めて暴風圏の定義を確認しておく、気象庁HPにある 台風に関する用語の表によれば、暴風域とは「台風の周辺で、平均風速が25m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。通常、その範囲を円で示す」とある。

では、暴風圏内の暴風の実態はどうであったか?というのが本稿の目的。気象庁のHPには、最高気温や雨量、積雪深などのランキングが日々刻刻と更新されている。その中に日最大風速も含まれている。18日と今日19日の昼前までの約30時間の間に風速が25m/s以上の暴風を観測したのはわずか8地点に過ぎない。九州全土が長時間暴風圏に晒されていたにもかかわらずだ。

参考までに前報で記したNHKのHP記載の予想を再掲する。
18日にかけて予想される最大風速は
▽九州南部と奄美地方で55メートル
▽九州北部で50メートル

19日も広い範囲で暴風が続き最大風速は
▽九州北部で40メートルから50メートル
▽中国地方と四国、近畿で30メートルから40メートル


20220918気象庁日最大風速2

これら暴風の観測されたアメダスのロケーションを地図上で確認する。17日の記事で書いた通りの結果といっていいだろう。嘘だと思う方は17日の記事でご確認のほど。
20220919アメダス暴風観測点

これら8地点の風速の推移を示しておく。はっきりとしたした暴風に見舞われたのはさらに4地点だけ、しかもいずれも比較的短時間。これが暴風圏に現実である。予想の対象エリアのほとんどにとっては暴風圏てどこの話?というレベルであり、また暴風に見舞われた地点でも予想値の半分とあれば、あなたの予想って何?と問いたくなるぐらい。
20220919風速推移

九州北部で40メートルとか50メートルとか、気象庁をはじめテレビ各局の気象予報士は何を見てこんな予報を出すのかと不思議でならない。中心気圧が低かったから、というのだとしたらまるで小学生並み、毎回台風の襲来と共に同じことを繰り返しているから、予想を検証するという基本的な謙虚さも欠如しているのだろう。洗脳記事は読む人が読めば見え透いているのでわかるが、科学の顔をして真面目に話されると、多くの人は疑わない。

科学的資質に欠ける人たちの集団による非現実的な予想、自分にとっての重要な天気予報は自分で予想するというのは、それゆえの自己防衛である。
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