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2022.12/12 [Mon]
ノルウェーの「山と渓谷」誌
ドイツの資料を漁ったついでに、土曜日にノルウェー駐在中の4年間に訪れた旅行の資料並びにノルウェーの諸資料の整理に手を付けることにした。一応国やツアーごとに袋に入れてはあるが、あちこちの棚に入れてあったものを集めるとかなりの量になる。
ノルウェーに関しては、日本山岳協会のような全国組織の会員になっていたのでその月刊誌を持ち帰っていた。ノルウェートレッキング協会(Den Norske Turistforening/略してDNT)といい、ノルウェー全国の地方山岳団体を統括する組織で、その会員数は約26万人(2016年現在)。山には道標が必須だが、 協会がこれまでにマークしたトレッキングルートは20,000kmとかで、樹木のない岩と氷河の道ばかりだから見通しがよいせいも大きいが、確かに道に迷う心配は全くなかった。
DNTは全国の山小屋も管理していて、会員は山小屋を利用できる。ノルウェー滞在の目的の一つがノルウェーの山歩きだったので随分とお世話になった。いつか、ノルウェーの山々についてもまとめておこう。

さてその機関誌が「Fjell og Vidde」、日本語だと「山と渓谷」ならぬ「山と荒野」。記事はノルウェー語なのでほとんどわからないが、写真や地図、イラストなどでけっこう有益な情報が得られた。裸のお兄さんと豊満な胸のまぶしいお姉さんがこの号の表紙、DNTの名誉のために誤解の無いように付け加えると、4年間でこの手の表紙はこの号だけだった。
1998年第5号
もっともノルウェーという国、夏は白夜、冬は極夜となり、首都オスロでも夏の日没は21時過ぎ、冬の日の出は9時過ぎという極端な国である。冬は学校や会社に行く時間帯は真暗なのでまるで真夜中に子供は学校へいくような雰囲気である。南中高度も6度ぐらいだから、日本でいえば冬の日没40分前ぐらいにしか上がらない。しかも日没は3時ぐらいで4時には真暗。ゆえに国民は太陽に対する渇望が著しく、夏は男女にかかわらず全身で太陽を浴びる。だからこんな広告もあった。これはホモ雑誌ではなく、上記の機関誌「Fjell og Vidde」に掲載されていたもの。
1998年第3号
この雑誌に混ざって、病院からの広報誌が出てきた。「VOLBAT メディカルセンター」という大手の病院から送られてきたもので、珍しかったので取っておいたのだろう。いい国だったなあ。

ノルウェーに関しては、日本山岳協会のような全国組織の会員になっていたのでその月刊誌を持ち帰っていた。ノルウェートレッキング協会(Den Norske Turistforening/略してDNT)といい、ノルウェー全国の地方山岳団体を統括する組織で、その会員数は約26万人(2016年現在)。山には道標が必須だが、 協会がこれまでにマークしたトレッキングルートは20,000kmとかで、樹木のない岩と氷河の道ばかりだから見通しがよいせいも大きいが、確かに道に迷う心配は全くなかった。
DNTは全国の山小屋も管理していて、会員は山小屋を利用できる。ノルウェー滞在の目的の一つがノルウェーの山歩きだったので随分とお世話になった。いつか、ノルウェーの山々についてもまとめておこう。

さてその機関誌が「Fjell og Vidde」、日本語だと「山と渓谷」ならぬ「山と荒野」。記事はノルウェー語なのでほとんどわからないが、写真や地図、イラストなどでけっこう有益な情報が得られた。裸のお兄さんと豊満な胸のまぶしいお姉さんがこの号の表紙、DNTの名誉のために誤解の無いように付け加えると、4年間でこの手の表紙はこの号だけだった。
1998年第5号

もっともノルウェーという国、夏は白夜、冬は極夜となり、首都オスロでも夏の日没は21時過ぎ、冬の日の出は9時過ぎという極端な国である。冬は学校や会社に行く時間帯は真暗なのでまるで真夜中に子供は学校へいくような雰囲気である。南中高度も6度ぐらいだから、日本でいえば冬の日没40分前ぐらいにしか上がらない。しかも日没は3時ぐらいで4時には真暗。ゆえに国民は太陽に対する渇望が著しく、夏は男女にかかわらず全身で太陽を浴びる。だからこんな広告もあった。これはホモ雑誌ではなく、上記の機関誌「Fjell og Vidde」に掲載されていたもの。

この雑誌に混ざって、病院からの広報誌が出てきた。「VOLBAT メディカルセンター」という大手の病院から送られてきたもので、珍しかったので取っておいたのだろう。いい国だったなあ。

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