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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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株主総会(完成版)

昨日、校正の仕事を抜けて星野リゾートの株主総会に出席した。人生4回目の株主総会。

初めて株主総会に出席したのはたぶん二十代と大昔、どこの会社だったかは全く記憶にないが中ぐらいの会議室にびっしり並べられたスチール椅子の一角に座った。当時は総会屋と呼ばれる人がいた時代で、社長が議案を読み上げ賛否を問うと、間髪を入れず「異議なし!」と大声で叫び一件落着。話には聞いていたが、これが会社の最終意思決定機関である株主総会の実態なんだと大いに納得した。

二回目三回目はエイベックスの株主総会。エイベックスは安室奈美恵や浜崎あゆみなど多数のミュージシャンを抱える当時の音楽業界の一大勢力だった。それだけでなく、株主総会の後に当時の主たる歌手による株主限定ライブを開催することでも有名だった。妻に誘われて株主になり、2009年と2010年にさいたまスーパーアリーナで開催された株主総会に出席した。

さいたまスーパーアリーナというのは日本のメガホールの一つ。ライブ目当ての株主で会場は満員になる。株主総会は会場に設けられた巨大ステージに会社側の机がいくつか並べられ、会場は暗転、スポットライトがステージを照らす中普通の株主総会のように概況説明がなされ、その後質疑応答タイムとなった。

とはいえ観客席も巨大、質問者が挙手すると総会を取り仕切る社長が「どこそこの席の黄色の服を着た方」のように指名し、スポットライトがその人物周辺を特定、係員がそこに駆けつけ、質問者はスポットライトを浴びながら係員につれられステージ前のマイクに立ち質問するという形。

この時の席は一階席、要領がわかったので挙手すると運よく当てて貰えた。周辺が明るくなりスポットライトが当てられたのがわかる。大観衆の中をスポットライトを浴びて歩く、という機会はよほど売れた芸能人か超一流のスポーツ選手ぐらいしかいないだろうから、今思えば貴重な経験。何を質問したか覚えてはいないが、心なし言葉が上ずってしまったことだけ覚えている。

2011年からこの株主限定ライブが無くなったのでエイベックスの株は売却した。儲けたのか損切りだったのか記憶にないからいずれたいした額ではないのだろう。

この時の画像を探すといくつかあった。またいくつかの記述から、株主総会に出席したのが2009年と2010年であることも判明した。「xxとネットは使いよう」のいい実例。
20230127avexライブ 20230127avexライブ2

さて現在保有する日本株は星野リゾートだけ、正確には株式ではなくリート、「星野リゾート・リート投資法人」というのが正式名称である。だから株主総会ではなく投資主総会。でも面倒なので以下株主で記述。

初めて星野リゾートに泊まったのは2013年9月の軽井沢、次女が軽井沢の「石の教会」で挙式するにあたり家族を招いたのが「星のや軽井沢」だった。どんなホテルに泊まっても感激のない方だったが、非日常感と「もうひとつの日本」が設計のテーマとかで、広大な敷地と庭園、諸施設そして従業員などすべてにわたって飛びぬけていたので目からウロコ。

そして2020年3月、旭川動物園に行った時に泊まったのが旭川の「星野リゾートOMO7」。妻が選択したしたホテルでチェックインするまで「OMO」が星野リゾートのブランド名とは知らなかった。この時の記録が→こちら

それらの体験から、東証の株価が暴落したこの年に星野リゾートのリートを買った。買うと幸いにもすぐ上がり始めたのでしばらくして利確、その冬に再び買い戻した。昨年秋から堅調な値動きなので今回人生4回目の株主総会に出席した。

総会の場所は「ベルサール半蔵門」というビルの2階、市ヶ谷から地下鉄で一駅という至近な位置も出席する動機であった。地下鉄半蔵門の駅から1分ほどの地味なビルでイベントホールと冠されていた。ビルに入るとお姉さんのお出迎え。
20230126-1.jpg 20230126-2.jpg

2階に入ると若い社員が大ぜい待ち受ける受付へ。写真撮影はなぜかご遠慮願いますというので議論もせずに会場へ。大きな部屋に三人掛けの椅子が多数並び株主がパラパラ座っている。

HPの画像だがこれは全フロア、会場はAホールだけなのでこの3分の2ぐらい。
20230126ベルサール半蔵門

AとBホールは仕切れる構造 20230126ベルサール半蔵門2

机は6列各13個ほどだから定員は最大で160人ぐらいの見込みだったのだろう、出席者は40名前後で印象はぱらぱら。リートの株主数は約2万人で内個人が約97%を占める。結果として株主総会は0.2%の実出席者のために開催されていることになる。詳しいことは知らないが、商法か何かで実開催が義務付けられているのだろう。一方投信法には「みなし賛成」という条文があるらしく、書面での賛否の返信が無い場合は賛成とみなすことができるらしい。議長が冒頭述べていたが大口株主とみなし賛成により、総会前にすべての議案は賛成多数で可決されていたそうだ。

興味深いのが所有者別の投資口数の割合。海外法人等が32%と外人(香港などアジア系が主?)が多く、個人は18%、これを約2万人弱の個人株主で持ち合っていて平均2.5口ほどになる。
20230126星野株主

総会が終わると机に置かれていた運用状況報告資料に基づき、星野リゾートの事業内容等が詳しい図表と共に紹介された。
20230126星野リゾート資料

その後は質疑応答の時間。資料には、昨年10月に新聞に掲載されブログでも取り上げた星野リゾートが谷川岳ロープウェイを買収するという話がなかったので、スポットライトはなかったが質問した。議長は、実務は星野リゾートなので詳しいことは知らないが星野氏から聞いた話として、ヨーロッパのスキー場で新雪を滑れることはめったにないが、谷川岳では一日中、もしくはリフトに乗るたびに新雪を楽しむことができる、ここに目を付けた、と聞いていると話した。

確かにその通りであるが、残念ながら天神平スキー場は小さなゲレンデでスキー場としての魅力は下から数えた方がいいくらい。個人的評価では群馬新潟のスキー場で一番面白いのは宝台樹スキー場。買収する前にご自身ですべてのスキー場を訪れた方がいいのでは、とご注進してあげようかな、と思う。

総会を終え、麴町駅に向かう途中こんなものがあった。公衆喫煙所。公衆便所みたいな感じだが、ちょっと驚き、ただなぜか利用休止となっていた。
昨年10月のブログ記事→こちら


20230126-3.jpg
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