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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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良いお天気

今朝の最低気温はマイナス12度を下回り今シーズン一番の冷え込み、おかで浴室の網戸の氷柱は大きく成長し、一方朝の日も差し込んだので宝石のようにきらめいていた。
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こんなにいい天気で帰るのがもったいないくらい。
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雪は降らなかったので、昨日拡幅、整備した通路も重力式温融雪システムの効果で黒々と土が顔を出している。
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家側(左)と道路側(右)から。
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屋内に戻ると、今日もヤマガラとシジュウカラが餌をくれと催促に来ていた。帰り支度で忙しいので窓の雨戸の桟にヒマワリの種を置いただけだが、気にすることなく種を持ち帰っていた。上の枝にはヤマガラが2羽、下の枝にはシジュウカラが一羽写っている。
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お昼前に車を取って来た。荷物を積めば出発。
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上の画像の撮影ポイントか見た山荘方面の道と山荘。
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気温もプラスでもう一日ぐらい滞在しても良さそうだが、今夜からはっきりした冬型の気圧配置になる。寒気団も抜けマイナス36度の等温線は青森付近まで北上しているので大雪にはならないだろうが、それでもスキーをやめてから雪はなるべく避けるようにしている。

こういう状況でいつも思うのが八甲田山の青森歩兵第5連隊の遭難事故。出発当日はこんな天気だったのだろうが、山中で大暴風雪となり世界最大の雪による遭難事故となった。八甲田山の南麓には積雪量で他を寄せ付けない圧倒的な横綱格のアメダス観測点、酸ヶ湯が位置する。またこの時の寒気団は今回の大寒波を越える、たぶん日本の観測史上最強の寒気団だった。大豪雪地域における未曽有の大寒気団という不幸な状況が重なって生じた悲劇である。当時は高層天気図も雨雲レーダーもなかったから気の毒の限り。

とはいえ、豪雪地帯の住民にとっては好天は強い冬型、言い換えると豪雪と隣り合わせであることを身に染みて知っている。Wikipediaを覗くとこんな記載があった。1月23日午前6時55分に歩兵第5連隊は青森連隊駐屯地を出発。田茂木野において地元村民が行軍の中止を進言し、もしどうしても行くならと案内役を申し出るが、これを断り地図と方位磁針のみで厳寒期の八甲田山踏破を行うこととなった。

ここ数日バックカントリーでの遭難が相次いでいるが、自然に対しては謙虚なぐらいの方がいい。
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