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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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世紀の愚行

今に始まったわけではないのだが、二酸化炭素(CO2)を回収し貯蔵するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)という技術がある。井戸を掘り、地下の砂層など孔隙の多い地層に気体のままCO2を封入するもので、大気中へのCO2放出を回避し地球温暖化対策となると本気で信じる人も少なからずいるようだ。

世の中にはコロナのマスク騒ぎがいい例だが、傍から見ると狂気のようなことが当然のこととして信じられ、結果として莫大な損失を無関係な人にまで負担させられる事例が多い。地球温暖化の原因がCO2というのもその一つだが、それに輪をかけた世紀の愚行がCCS。日経新聞の朝刊のトップにそんな記事が掲載されていた。

1月26日/日経新聞朝刊20230126CO2地下貯蔵

バカバカしいので詳細はコピペしないが、2030年度の実用化に向け官民が動き出すそうで、伊藤忠商事や出光興産、ENEOSなど3つの企業連合が事業化に向けた調査検討に入るそうだ。

・経済産業省は30年度に石炭火力発電所3基分のCO2排出量に相当する最大年1200万トンの貯留をめざす。50年の排出実質ゼロに欠かせない技術として法整備や補助金で支援する。
・経産省は50年時点の想定で年1.2億~2.4億トンの貯留量になるとの目安を示している。2.4億トンの貯留には専用の井戸480本分の掘削が必要で少なくとも2.4兆円の費用がかかる。


地球が顕著な温暖化傾向にあることは事実であり、大気中のCO2濃度がこの50年間でやはり顕著な増加傾向にあるのは事実。しかし両者を一対一の相関として見て論ずるのは科学に対する無知と冒涜であり、主張する方も信じる方も自然に対し傲慢そのもの。根拠なく世界に喧嘩を売っているわけではない。むしろ、政府関係者でも企業関係者でも研究者でもいいから名誉棄損で訴えて貰えれば、法廷で議論できるので感謝するぐらい。

地球温暖化とCO2の関係をはじめて取り上げたのは2017年6月と5年半ほど前。タイトルも、「温暖化対策を語る前の基礎知識」という親切な内容だった→こちら

その後もいくつか記事を書いているが、期せずして一昨年の12月に二つの記事を書いた。

今回、この二つの記事を開いて驚いた。文章には手を付けられていないが、画像が全て開けないように操作されていた(多分)。他の前後の記事をランダムに見たが、このような操作を加えられたのはこの二つの記事だけ。面倒だが全て修復をしたものの、何者かの要請によりこのブログのオペレーターである「fc2」が手を加えたものと思われる(他に考えられない)。真実の抹殺。(2)の記事については証拠を確保するため、操作の痕跡を残した。(2)の記事の画像の上にあるこれがその証拠。

20230202画像操作の痕跡

上記の「法廷で」と書いたのは冗談ではなくそんな含みもある。記事の内容が自分にとって都合が悪いと思った関係者がいるのだろう。ちなみに出典は明記してあり自作図も含まれる。著作権の問題ではない。「縄文遺跡と地球温暖化(2)」を見ていただければ、掲載が問題となる画像など何もないことがわかるはず。

→「縄文遺跡と地球温暖化(1)」
→「縄文遺跡と地球温暖化(2)」

そして最後の記事がこちら。これは見落とされたのか操作後はなかった。「CO2排出量削減による地球温暖化防止効果の検証(完成版)」というタイトルの元、CO2は現実的にどれだけ削減できるのか?半減できたとしてCO2濃度の低下効果はわずかでありどれほどの地球温暖化防止に寄与できるのか?について定量的に検証しているのでご参照のほど。
→こちら




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