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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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空飛ぶクルマ

先週、小学生の男の子が喜びそうな記事が。
20230217空飛ぶクルマ

・空飛ぶクルマは英語で「eVTOL(電動垂直離着陸機)」と呼ぶ。ヘリコプターと違い電動あるいはハイブリッド駆動なので、低騒音で、垂直に離着陸できるため狭い面積しか必要としない。
・次世代の移動手段として期待され、米モルガン・スタンレーが40年にも全世界の市場規模が1兆5千億ドル(約200兆円)になると予測する。

・空飛ぶクルマは都市部などでの近未来の移動手段と期待されており、世界で開発・実用化の動きが広がっている。
・空飛ぶクルマを巡っては世界の企業が実用化を競う。ボロコプターやジョビー社、英バーティカル・エアロスペースなど欧米勢は23~24年ごろの商用化を目指し開発や実証実験を進める。中国でもスタートアップなどが参入している。

・大分市で17日午前、2人乗りの「空飛ぶクルマ」が試験飛行に成功した。
・山間部への配送やタクシーなど、人手不足解消につながる技術として国内外の事業者が実用化を競っている。


開発関係者にとっては喜ばしい話でご同慶の限り。

ただ「空飛ぶクルマ」が近未来の移動手段と期待されておりというが、誰が期待しているのかという疑問を禁じ得なかった。

移動手段の進化の目的は移動時間の短縮。そして大量輸送という要素が必要になる。大雑把に技術の進歩に伴う移動速度の増加=移動時間の短縮の経緯を見る。速度が10倍になれば移動時間は10分の1になる。

・徒歩:一番原始的な移動手段で時速4キロ
・蒸気機関車:馬や馬車とかもあったが近代における大進化が産業革命と言われる蒸気機関の発明。大量輸送という要件も満た一石二鳥の優れもので時速20キロから現在は電動の車輛で100キロぐらい。新幹線では300キロになった。
・自動車:車両が人の大量移動手段であるのに対し、個人の自由な移動手段と少量の輸送手段に対応し、時速20キロから100キロ。これら二つの移動手段により、人の移動時間は10分の1から20分の1以下になった。
飛行機:当初は少人数で少量の輸送手段だが、そこから進化し一機で500人、数百トンの物資を輸送できる、時速数百キロから1000キロ。船しかない時代に較べると、人の移動時間において桁違いの時間の縮小となった。
・ヘリコプター:個人の移動手段ではないが、少人数少量の輸送能力があり時速200キロほど。空中を飛ぶので目的地に比較的自由に達することができる。

今回の「空飛ぶクルマ」、基本的に個人の移動手段で、かつ移動距離も短くかつ速度も自動車並みかそれ以下。メリットは個人位とって出発地と目的地を直線で進むため移動時間は少なくて済むが、そのメリットは分単位、近未来においても多くて1時間の短縮といったところか。

すなわち蒸気機関車、自動車、飛行機がそれぞれエポックとなる発明であった機能に較べると、「空飛ぶクルマ」は将来的にも機能からみて価値は大きくない。ニッチな用途はあるだろうが将来性は少ないような気がするので、大きな期待は避けた方が賢明かも。
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