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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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少子化対策再掲

最近ようやく少子化対策に対し、事の深刻さを与野党認識し始めたのか、新聞テレビで関連のニュースが流れるようになった。関心をもって見ているわけではないが、大所高所からの視点に欠け、小手先の要素の拡大や修正に終始している印象で、これまでの失われた20年の延長に過ぎず、本質的な少子化対策にはならないだろうとの印象である。

少子化問題については過去、まとまった記事を書いているので改めて現状について復習しておく。

4年ほど昔の2019年8月に「人口ピラミッドに見る時代背景と未来」なる記事を書いた→こちら。人口構成の推移の過去と未来の予想図は人口問題の認識ののスタートポイントである。
日本国民の年齢構成は、20歳前後を底辺としたきれいなピラミッド型を形成し、社会も経済も活気に満ち満ちていたことがわかる。老年人口も少なく年期問題も介護問題も大きな問題ではなさそう。日本の未来は洋々としていた。なお、図の赤線は著者の当時の年齢。
人口ピラミッド1970

そして未来図として当時想定していた2040年の人口ピラミッド。87歳になっているので生きていないと思うが、どうみてもまともな国である訳がない。経済予測や政治、社会問題等の未来を見通す上で、この人口ピラミッドの変化を認識しなければ意味が無い。それにもかかわらず、(以下略)。
人口ピラミッド2040


2年前の2021年6月には、「実は簡単だった少子化対策(1)と(2)」を書いた→こちら

「実は簡単だった少子化対策(1)で政府の実施してきた少子化対策の実態を主に論述。20名の少子化大臣がほとんど役に立たなかったことが明らかな図。

国もこの事態に気がつき、2003年に少子化社会対策基本法が可決され施行されている。下図は出生数と合計特殊出生率を2000年以降に対して切り抜いた拡大図である(筆者作成)。施行後、国は内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)を設けることにより対策を履行してきた。現在まで22代20名の少子化対策担当大臣が歴任し、自民党だけでなく、現野党の福島瑞穂、与謝野馨、村田蓮舫、岡田克也も過去の担当大臣。

その成果が図における2005年からの合計特殊出生率の増加である。2005年の1.26から2015年の1.45まで約0.2増加したが問題の解決には程遠い。そして現在は1.34。

202106191出生率近年

「実は簡単だった少子化対策(2)」では少子化を防げるのかについて、少子化の根本的な原因を論証すると共に、具体的な少子化対策と予算規模まで示した。冒頭の一節は単に思い付きの感想文ではないのである。今読み返すと、どう見ても2年前に書いた私案の方がはるかに効果的で低予算で済むように思われるのは単なる自己陶酔?

最後に今年4月に公表された国立社会保障・人口問題研究所が国勢調査による日本の人口の長期予測(2070年)。今回は新型コロナウイルスの影響で6年ぶりの改定となった。

これはおよそ50年後の2070年の日本の人口ピラミッド想定図。細かな点はともかく、大局的に見て出生率が高位になっても本質的な人口構成は現在と変わらない。政治は今生きている人に対する施策をする道具なので、現在模索している少子化対策が合理的でそれなりの効果があるのであれば推進せねばならない。

一方、地球規模で考えると人類の少子化は必然であり、かつ地球全体で眺めれば少子化は悪、ではないのかもしれないと気が付いた。今度暇な時にまとめてみよう。
20230427人口ピラミッド2070



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