fc2ブログ

風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

第四間氷期

7月の気温に関して日経新聞には「12万年ぶりの暑さ」とか「地球沸騰」とか派手な記事が並んでいたが、8月も負けずに暑かった。
20230713地球12万年ぶり 20230812地球沸騰

気象庁HPにある昨日までの30日間の平均気温の平年値との偏差分布図。日本の東半分が真っ赤な観測点で覆われ、いかにも暑そうな雰囲気はわかる。しかし右側の温度偏差の目盛りは+2度止まり、言い換えると30日間という中期間で見た場合、+3度以上の偏差はありえない、ということを意味する。
気象庁原図 20230901平均気温30日

しかし今年の8月、北海道で観測史上最高の気温を観測している地点が続出したこともあって、東京と北海道が同じレベルなわけはないだろうと、疑り深い私は考えた。この辺が気象予報士のお姉さんやおじさんと違うところ。気象庁の立派なことにかなりの細かいデータを全てHPで公開している。少々手間ではあったが、北海道から北陸にかけてのすべての観測点の8月の平均気温の偏差を調べた。その結果、北海道から東北にかけて、平年値との偏差が3度以上の観測点ばかりだった。4度以上の観測点も少なくない。今年の日本の8月の気温は、まさに12万年ぶりの暑さだったようだ。

下図は気象庁の+2度以上の図に対し、+3度以上4度未満、+4度以上5度未満の観測点を仕分けして、より正確に異常な高温の実態を示したもの。こんな精緻な情報を提供しているのはこのブログだけだろう。北海道南部から東北北部がその+4度以上のエリア。
20230901平均気温30日修正版

近年で暑い夏だったのは2018年。その年と今年の8月の猛暑日(最高気温が35度以上)と真夏日(30度以上)の観測点(アメダス)数の日毎の推移を示したのが下図。赤が今年だが以外にも図で見る限り劇的な暑さの雰囲気はない(平均では明らかに2018年を上回っているが)。その原因は、西日本において台風の影響で雨の日が多く、本来は観測されたであろう真夏日や猛暑日が少なかったためであろう。
20230901猛暑日

こちらは同じ30日間の降水量の平年値との比較。西日本では平年を上回る雨が降ったことがわかる。一方、日本海側の旱魃が痛々しい。一か月間で平年の雨量の20%未満というのは悲惨。
20230901降水量30日

冒頭に引用した新聞記事、興味深いことに12万年前、人類はようやく焚火をしていたかどうかという時代で、温暖化ガスの放出は現在に較べて桁違いに少なかったにもかかわらず、地球が温暖化していることをタイトルで語っていること。記者が温暖化ガス規制に対するアンチテーゼとして書いたのか、何も考えずに不用意に事実を書いてしまったのかは分からないが、これまで何回か書いてきた地球温暖化とCO2排出は無関係という強力な補足記事となった。

何回か示してきた図(冒頭の新聞記事の図と時間軸が逆で現在が左端)だが、現在地球は第四間氷期の真っただ中にある。阿部公房ではないが地球が温暖化していても何も不思議ではない。
20211201間氷期x
関連記事
スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

時の旅人

Author:時の旅人
辰年の獅子座のO型

最新記事

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

月別アーカイブ

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック