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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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私の履歴書(3):出向時代

石油公団技術センター(TRC)への出向時期は1978年春から1981年の夏までの約3年3か月ほど、年齢は26歳から29歳である。TRCは虎ノ門にあったが、半分以上の期間は都立大学の物理学科だと思うがある研究室に行って基礎物理化学の実験を行っていた。周りは学生ばかりだから気分はもちろん実態もまるで大学院生の延長のようだった。3年以上にわたるとあればいろいろと書くことはあるが、書き記すのも面倒なのですべて割愛。

代えてこの時期、後の人生に大きな影響を与えた二つの出来事があったのでそれについて簡単に記す。一つは1978年の株式投資の開始、もう一つが1980年の結婚である。

当時から「日刊ゲンダイ」を愛読していた。たまたま同紙に掲載されていたのだろうが「日本油脂」という会社の株を虎ノ門の日興証券で購入した。何か調べた記憶はないからとりあえずの思い付きレベル、わずかな期間で26,000円の売却利益を得た。株ってこんなに簡単に儲かるんだ、と目からウロコの思いで(ちょっと使い方が違うかな)以降熱心に株式投資にいそしみ、今も日興証券に口座を持っている。約45年も昔の話。

何が人生に影響を与えたかというと、それを契機に経済や金融のニュースに興味を持つようになり、45年間もそれを継続していたおかげで、その辺の経済評論家やXXストという経済専門家、並みの経営者や新聞記者などよりはるかに金融経済に詳しくなった。言い換えると高い経済リテラシーを身に付けることができたとも言える。このブログで経済や金融関係の記事が多いのはそのためである。

60歳で定年、一年間だけ再雇用に応じてそれも辞めた。その後の10年間の記録がこのブログであるが、ほとんど遊んで暮らしているにもかかわらず、退職時の金融資産残高はあまり減っていないというか今年末は退職時より増えている見込み。それも上記の長年の努力(?)のおかげかと思う。かなり質の高い情報を前向きに開示してきたので、納得してフォローされた方はそれなりのリターンを得られたのではないかと自負。

もう一つの出来事が結婚、1980年の10月に結婚した。新郎28歳、新婦24歳、当時の平均的な初婚年齢であった。
新婚旅行はサイパン 20231114サイパン

1981年の半ば、会社から戻れとの命を受けた。もう少しTRCにいたいんだけど、と言うとYさんから「もう十分だろう」と言われた。確かにいい給料を貰って学生みたいな生活をしてるのもヘンといえばヘンなので夏には普通の会社員になった。このころの会社はメインの事業であるタイ国のシャム湾でのガス田開発が順調に進捗、生産開始までもうすぐ、という時期であった。

(続く)
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