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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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日本人は優しい?

最近、興味深い記事を新聞で見てもそのままになってしまうことが多くなった。たぶんこれも加齢による大脳機能の劣化のような気がする。ということで先週見た記事を忘れないうちに書いておく。

日経新聞にあった記事で、記事の主旨は全く異なるが面白かったのが本文ではリファーされることなく貼られていた下図。「米慈善援助財団」の報告書(2023)とあるものの、原典を探したが見つからず、詳細もしくは概要も分からないが図はわかりやすい。困った人を目にした時、アメリカ人は7割以上、ドイツ人が6割、韓国人も半分以上の人が助けるが、日本人は韓国人の半分以下の2割、言い換えると5人に4人は知らん顔をして通りすぎるという調査結果である。
20231207日本人の親切度

この図に関してはそのタイトルもわかりやすく「『助けた』経験 日本の割合低く」という別記事があって、そこにはこうあった。

米国の慈善援助財団の報告書によると、最近知らない人や困っている人を助けた人は日本で21%と142カ国・地域で最下位だった。

「困った人を助ける」ということは国民の「優しさの表れ」でもある。結果を知らずに「どこの国が最下位か?」と尋ねられたら「中国」と答えたと思うが、中国にも劣っている。142か国と言うと世界のほとんどの国、発展途上国や最貧国も含まれる中で、「優しい人の比率」が最下位というのが日本の現実らしい。

「そんなことはない、私の回りは優しい人ばかり」という人はもいるだろうが、それは5人中の一人に当たる人に恵まれた幸せな人ということなのだろう。

外国人観光客からは「日本人は皆親切」という話を聞いたことがあるような気がするが、それは外人に対してだから。この図と記事を見てなるほど「そうかも」と思った。実は日本人は、見ず知らずの日本人に対しては「優しくない」のだと。

オスロに暮らして驚いたことの一つに、バスの乗客同士がまるで友達のように話をすることだった。空港の搭乗手続きで、客と係員が楽しそうに話し込んで、イラついたこともしばしば。また国際会議の立ち席パーティーで知り合いもいないので寂しくグラスを弄んでいると、いつも必ず誰かが話しかけてくれた。これは人に優しいか優しくないかという分野ではなく、人に無関心か否かという問題のような気がする。見ず知らずの人には無関心というのが日本人の特徴の一つだと昔から思っていた。

ちょっと前にテレビの何かの番組で、田舎の道で座って誰か声をかけてくれないかを待つ、というような絵を流していた。しかし、皆通り過ぎるばかり、という映像を流していた。それがお笑いであったのだが、これも今思えばいい実例。

またいじめというのは無関心ではなく、優しさの欠如を通り越して悪意。学校におけるいじめは、よく知らないが昔の村八分と同じ。日本人の奥底にはそんな血が流れているかもしれない。そんな国民には本質的に優しさはなじまない、というのは乱暴ではある一方、「困った人を助ける」人が少ないと言われるとそうかもと思う。

話は飛ぶが、京都人は言葉と本心は逆なことが多いという。名古屋人は表通りに無料のティシュが置かれていても取らないが、裏通りだとあっという間になくなるというテレビの実験を見たことがある。こういう人たちが、見ず知らずの人が困っている時に助けるとは思われない。

一方、外人に親切というのは優しさの表れというより、外人という特殊な対象に対しての個人的満足感の達成が動機のように見える。彼もしくは彼女が日本人に対しても同様かと言うと、2割はそうだが、8割は違うというのが上記の結果。

「じゃあ、お前は?」と尋ねられたら、よほど見過ごすことのできない場合を除いて8割に属しているような気がする。これからは自戒自戒、心を入れ替えよう。
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