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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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2024年度予算のわかりやすいたとえ話

昨日から記事になっていたのでニュースでも何でもないが、とりあえず今日の夕刊に2024年度の政府予算案の数字が公表されていた。記事には概要が手短に書かれて文句はなく、その中の次の二つが今日の本記事のトピックスである。

・国債の返済や利払いにあてる国債費は27兆100億円程度で過去最大となる。23年度当初予算の国債費は25兆2503億円だった。
・歳入面では新規の国債発行額をおよそ34兆9500億円とする。当初予算での新規の国債発行額は3年連続で減るものの、歳入の31%を占める。23年度と同水準で、財政運営を借金に頼る構図は変わらない。

20231222予算決定ニュース

詳細というか概要は下図の通り。
20231222予算案2024年度

国家予算の構造、すなわち税収不足を国債の発行で賄うという点についてはここ30数年間同じなので、上記の数字やグラフを見てもすっかり慣れてしまい、ああそうですかという印象しか持たないのが普通の日本国民であろうし、それを非難するものでもない。国債の発行が30余年間続いたため、国債の発行残高が既に1000兆円を超える規模に膨らんでいるのも周知の事実。
20231222歳出と国債発行推移

その結果、日本は世界で最悪の財政赤字国家になっている。これは昨年3月の記事からの転載。国別の財政赤字額の対GDP比において257%、2位のスーダンの210%や3位のギリシャの207%に大差をつけての堂々の1位である。
最近見つけた財政赤字のGDP比のわかりやすい図。中心で燦然と輝いているのが日本。以下、スーダン、ギリシャ、エリトリアというメンバーが三役というのが何ともオシャレ。
20220325GDPDebt.jpg

ここで国家予算案に戻って、これを家計レベルに置き換えてみるとこんな感じになる。兆円を万円に代えると簡単だが、金額的に大きくなるので、少し絞って多少リアリティのあるレベルに書き換えた。モデルはそこそこ裕福なJさんのお宅。

Jさんの月収は50万円と多くはないが少なくもないそこそこの会社に勤める中年のサラリーマン。本人の無駄遣いも多いが、奥さんも浪費家とあって、生活費として毎月平均55万円を使っている。長年の赤字をサラ金からの借金で穴埋めしていたため、毎月の返済額として18万円さらに支払わねばならない状況で、見かけは裕福でも家計は火の車状態。そのため、現在は毎月23万円をサラ金から借りて帳尻を合わせている。

借入残高は現在650万円を超える。生活を大幅に改め、生活費を25万円浮かせて借り入れから返済モードに変わっても、借金を完済するには百年以上かかる計算。また円安や原油価格、輸入食料品の高騰、加えて世界的インフレに晒されれば生活費は増え、金利の上昇も不可避なので、じつは生活費の緊縮自体が非現実的という不都合な真実もある。

健全な家計を維持している人から見れば、どうみてもJさん家には持続可能な未来があるとは思われないが、本人はサラ金からいくらでも借り続けられるので問題ないと言って、全く将来を気にしていない。

日本政府をJさんに置き換えるとこんな感じかと思う。さてJさんの未来、そして子供たちの未来はどうなるのでしょう?

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