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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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「君子危うきに近寄らず」

先日書いたように、孫たちと妻は今日山荘から帰る計画であったが7日の夜から大雪になりそうなので昨日の夕方に帰京した。5日の夜に今日の大雪に気付いたためであった。ということで気になるのが今日の藤原の雪、予想通りの大雪なのかそれとも杞憂だったのか?

予想通りであるか外れかは、気象予報士でメシを食っているわけではないとはいえ、自分の存在意義が問われているので(それほど大げさなものでもないか)、アメダス藤原の観測値をチェック。朝九時のデータでは藤原のアメダスでの積雪深は48センチ。山荘付近では50センチを軽く超えているだろう。町道はみなかみ町の機動的な除雪作業により問題なく車が走れるが、50センチも新雪が積もっては町道に出るまでの山荘前から町道までの道の手作業での除雪は非現実的、山荘に閉じ込められてしまっていた。天気予報をボーッと見ていては悲惨な状況に陥るところであった。大正解。

みなかみ町HPにあるライブカメラ画像から。朝の山荘近くの大芦交差点と藤原トンネルの藤原側の様子。
20240108大芦 20240108藤原トンネル

今回の大雪、100%自信があったわけではなかった。6日ブログに「君子危うきに近寄らず」と記したのはその表れ。気象庁の高層の数値予報天気図の7日12時時点では寒気が最南下していて大雪は確実だったが、8日00時の予報図では東に抜け寒気も~北上していたのが、自信が揺らいだ理由の一つ。もう一つが本州中部の高層の雲(下図の縦線の縞模様)がそれに合わせて消えていたのがもう一つの理由。これだけ見ると8日、すなわち今日の朝には大雪のピークは過ぎているような気になる。
20240108数値予報の精度

これは今日見つけた6日の朝の日本気象協会のHPに掲載された気象予報士の記事にあった図。能登と北陸に赤いエリアが現れていて、「北陸 降雪のピークは7日夜~8日朝にかけて」と書き込まれていた。また7日23時の時点では群馬県北部が大雪になる雰囲気はない。数値予報天気図を元に天気予報を出せばこうなってしまうのだろう。
20240108六日の予報

しかし、アメダスの観測結果はこちら。8日午前零時から雪が降り始め13時まで雪は降り続けた。この時の積雪深の最大値は64センチ。やはり大雪となった。
20240108アメダス藤原

気象庁HPのランキングのページから。今日の11時現在の全国のアメダス観測点での12時間降雪量ランキングである。北海道の2観測点に続いての全国3位というメダル級の大雪だった。図では省略したが、北海道の2観測点については備考として(昨冬までの1位の値以上)との記載があり、いわば異常気象。通常の豪雪地の中では藤原が一番だったことになる。

また4位以下は長野県、新潟県などの常連観測点が続き、上図で特記された北陸の石川県や富山県の観測点はランクインしなかった。
20240108降雪量12h

気象予報士は所詮、紙の上の知識をもとにモノを言う職業。ローカルな、といっても人が住み生活をしている、地域に対しては目が届かない。テレビやネット上で専門家がなんと言おうと、できる限り生データにアクセスした上で、自分のことは自分で判断し身を守らねばならない、という絶好のサンプルとなった日であった。まさに「「君子危うきに近寄らず」。
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