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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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市ヶ谷から日暮里へ

昨年の12月下旬に「河」の発行所が市ヶ谷から日暮里に引っ越した。初めて発行所を訪れたのは2011年の11月、俳句を初めて4年目という時期だった。その年の8月に「河」に入会、10月号から投句が雑誌に掲載された。そんな11月の始めに「河」発行所から達筆な筆で書かれた封書が届いた。「加藤様の投句を拝見いたしまして、角川がぜひ荒地句会のメンバーに加わってくださればと申しております」という案内状だった。句会場は市ヶ谷のマンションの一室である「河」発行所だった。

それまでは会社の社内俳句同好会と同様のメンバーによる個人的な句会しか知らず、まさに右も左も分からない状態で夜の佐内坂を緊張して登ったことを覚えている。記録が残っているのでその時投句した10句を載せておく。初参加だったが全句に点が入っていた。

初冬の空より紡ぐ一行詩
窓明りこぼるる村の牡丹鍋
冬に入る中華飯屋の朱塗り箸
ゲイバーの灯し哀しや三の酉
ハロウィン遠い記憶の風の国
枯葉舞ふ夜は死様覚えたり
人恋へばランプ灯せよ霧の夜
落葉掻く淋しき人の通るため
ひいらぎや心の傷のまた疼く
黄落の朝の戸口を誰か訪ふ


会社を辞めて一年ちょっとが経過した2015年1月から「河」の編集部員の一人として発行所に通うことになった。会社を辞めた時は、これから月の三分の一は東京、三分の一は山荘、そして三分の一は寅さんのように車で日本中を気ままに旅するつもりだったが、いくつかの短期的な仕事の誘いが多々あり2014年はそちらを優先していたことから、その流れで「猫の手」ぐらいならと引き受けたもの。いつしか辞めるに辞められずというか、ボランティアとはいえそれなりに楽しいので今に至っている。

荒地句会から数えれば12年も通った場所であり、また会社を辞めてからの人生のメイン舞台でもあるだけに多少思うところもあり、旧発行所の中を記録しておく。メンバーは編集長と編集委員の計4人で河誌を毎号を作っている。
202312発行所1

202312発行所3

202312発行所2

過去に掲載した画像から。市ヶ谷の発行所からの風景4枚。
20211111.jpg

       20211209-1.jpg

20210824-1.jpg

20210824-2.jpg

これが日暮里の新しい発行所のあるマンション。1LDKの小さな一室で市ヶ谷に較べて専有面積はかなり狭くなった。
不動産屋の画像から 20231219新発行所2
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