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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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日本の持続不能な財政状況(2)

昨日の続き。

4.日本の借金の状況
50年にわたる毎年の国債の発行により、普通国債残高は累増の一途をたどり、2023年度末には1,068兆円に上ると見込まれてる。この額は2023年度予算における所得税、法人税、消費税、その他税収の総額60.4兆円の17倍超に相当する額、税収全てを債務解消に充てても17以上かかるという異常なレベルにある。
20240218日本の財政4

別の指標として、税収を生み出す元となる国の経済規模(GDP)に対しての債務の比率がある。下図は今や世に広く知られていると思うが、日本の債務残高はGDPの2倍を超える水準を十数年維持しており、主要先進国の中でも飛びぬけて高い水準にある。昨日示したように先進国だけでなくダントツの世界一で、2位3位に続くのはスーダン、ギリシャ(2021現在)というのが実態。
20240218日本の財政5

しかし、日本の巨額の「借金」に対し一般的には未だ目に見える影響がないので、巨額借金の何が悪いのか?という疑問を抱く方も少なくないだろう。財務省は答えをきちんと書いてくれている。やがて直面する蓋然性が高いリスクが「国債や通貨への信認が失われるリスク、二つ目がリスクというよりはほぼ確実な子供たちの世代への負担の先送りである。
20240218日本の財政6
簡単な説明にあるように、通貨のへの信認がやがて失われれば円と国債は暴落、物価と金利は急上昇する。「れば」と書いたが財政の現状に変化の生じる余地はすでに失われており、現実的には「いつ」信認が失われるのか、という状況にあると言っていい。

20240218日本の財政7
財務省の叫び;「日本では、歳出と歳入の乖離が広がり借金が膨らんでおり、受益と負担の均衡がとれていない状況です。現在の世代が自分たちのために財政支出を行えば、これは将来世代に負担を先送りすることになります。

でも株価は上がっているし、今後日本もようやく30年間の経済的停滞期から脱するのでは、という見解もあるかもしれないが、そんな言葉尻の日本経済の復活で対処できるレベルにはない。GDPが600兆円になっても本質的な解決にはならない。
20240218日本の財政8

なぜこんな日本に陥ってしまったのか?いつからと具体的に時期を示すことはしないが、長年の経済的政治的社会的要因の積み重ねにより、日本は歩のスパイラルに嵌まってしまっている。こちらが財務省の分析。見ての通りでそうかと思う。
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また遅くなったので明日へ続く。

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