風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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海辺のカフカ

村上春樹の長編の舞台化、脚本フランク・ギャラティ(知らない)、演出蜷川幸雄。この小説の舞台化なんてどうしたらありうるのか、信じられない思いでチケットゲット。今日、赤坂ACTシアターで観てきた。13:30開演、終焉17:00という長編舞台。観客の99%は女性という雰囲気。もちろん満席。
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映画によくあるように、小説の題名と雰囲気は同じだが、内容は換骨奪胎、のようなものをイメージしていたが、内容は小説をほぼ100%踏襲(省略部分は当然多数あるが)。多数の場面と、村上春樹の非日常的日常会話の世界を見事に再現していた。驚きの演出。

佐伯さん役の宮沢りえがうまいのにびっくり、さくらの鈴木杏と土井睦月子も村上春樹の小説に出てくる女の子そのものを演じ切っている。男優陣による現実的非現実感もすばらしい。

この本は2002年、8年前に発行され、それほど評価していなかった。あまりに観念的というか、村上春樹の世界観にもうついていけなかったため。小説をそのまま脚本化しているだけに、それゆえ舞台としてはちょっと違うかなという印象はけだし拭いがたい。まあ芸術系舞台として鑑賞すべきなのかもしれない。村上春樹はやはり純文学、と再確認。とはいえ、いくつか映画化された小説があるので、そのうち全部観てみよう。
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